沖縄県糸満市辺りを走行中、航空自衛隊与座岳分屯基地周辺の不思議な鳥居群に迷い込んだ。
一番大きな鳥居の社号標には「白馬神宮」「八千代神宮」と揮毫されている。
全ての鳥居には菊と桐の神紋が入れられていて、それぞれ日本開闢に関わる神世七代の神々の神名が刻まれており、色々と情報を見てみるとこの地こそが天孫降臨とも伝わり、興味が尽きない。
境内地のほとんどが与座岳分屯基地内となっている為、事前の許可を得る必要があるようで、全容を見るのは困難だ。
日本開闢の地ともいわれる琉球だけあり、斎場御嶽や久高島のみならず、まだまだ知られていない聖域が沖縄には鎮まっているようだ。
鳥居群に立つ私達の目の前にふと蝶が現れ、私達に周囲を周りながら翔び続けた。
蝶は神の御霊。
とても不思議な体験だった。
※沖縄訪問レポシリーズ
※写真撮影時以外はマスク着用