佳きお日和に恵まれた本日(日付変わり昨日)、多賀大社参集殿にて行われた表千家同門会滋賀県支部主催の支部茶会へ、社中のお弟子さんと共に参りました。

長らくのコロナ禍により久々の支部のお茶会です。
待合には、多賀大社名誉宮司でいらっしゃる表千家同門会滋賀県支部長様が自ら制作された能面が飾られており、厳かな気に包まれていました。
 

また、昭和の大嘗祭に於いて、三上山山麓の悠紀斎田の土を使って膳所焼の窯で焼かれたという尊いお水指を間近に拝見させて頂き、感動でした。
また、今回の主題は、お軸の禅語から、老松を主題としたおめでたいものである事が察せられ、歳末にあたり、来年が明るい未来になるようにとの祈りが込められたものと感じました。
 
お席では、若輩ながら期せずして正客を仰せつかり、謹んで務めさせて頂きました。 
立礼席では、多賀大社収蔵の重要文化財「調馬・厩馬(ちょうま・きゅうま)図屏風」が飾られ、貴重な御神宝に感動でした。
私は、表千家同門会にはかれこれ、20年以上在籍しております。
もちろん、表千家同門会には、社中の先生の推薦が無くては入会は許されぬ非常に厳しい厳正なものなのである事は、保守層の皆様に於かれては、しっかりと認識して頂きたいものと思っています。
 
 
尚、お茶席内は写真撮影は厳禁ですので、お写真はございません旨、ご了承ください。