パリ在住ルマリエ千春のブログをご覧いただき、ありがとうございます😊

 

こんにちは😃

2019年のフレーヌ国際音楽アカデミーに

参加して頂いた馬渕麻衣子さんの体験談を

紹介させて頂いと思います!

 

馬渕麻衣子

2019年フレーヌ国際音楽アカデミー参加

名古屋音楽大学サクソフォン専攻出身

岩本伸一先生、亀井明良先生、小串俊寿先生の各氏に師事

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個人レッスンの内容

 

⭕️姿勢の矯正、猫背のせいで息をまっすぐ出せていないこと。

⭕️立奏と座奏の姿勢

⭕️呼吸法や腹筋、腹斜筋などの使い方

⭕️スケールや指の形矯正のエクササイズ

⭕️ピアノとの音程の合わせ方など

 

 初めてサクソフォンのレッスンで姿勢を見直されました。

 姿勢が悪い事で、こんなに音色に関わることを初めて知りました。

 また、体幹がないことも影響していることや、指や手の形も指摘されました。キーを押す際、指がキーから離れすぎてしまう癖も矯正して頂きました。

 

室内楽やアンサンブル、オーケストラ

 

デュオや、四重奏などのアンサンブル、そして、素晴らしいピアニスト檜山和子さんに伴奏して頂き、発表会でも演奏させて頂きました。

管弦楽オーケストラでは、テナーサクソフォンで参加させて頂きました。モード先生の編曲と指揮で、弦楽器と共に色々な曲が演奏できて、素晴らしい機会に恵まれました。

フランス人のジュル君とのデュオ

 

 オーケストラの授業

 

 精神面にも変化が ❗️

 

この旅で、千春先輩から、どんなことも前向きに考えることを気付かせてもらいました。私はネガティブ思考のため、いろんなことにクヨクヨしていました。

 

しかし、先輩から、こうなったらいいなと自分の気持ちを思い描いているとそのようになっていくし、気持ちを前向きに持つことでチャンスを掴めるよ!

 

嫌なことはどこにいてもあるけど、終わったことをいつまでも思っていると前へ進めない。まずは自分の考え方を変えるべきだ。と、フレーヌでは毎晩、先輩とそんな話や大学時代の思い出話をしていました。

 

フランスは、日本と違って国自体が音楽や芸術文化を大切にしていることも痛感しました。

 アルプス山脈の大自然の中で、冷房なしで過ごせる夏休み、モンブランの絶景、フランスの田舎を満喫しました。

 

留学の挫折を振り返って

 

 私はフランスに留学された千春先輩に憧れて、自分も留学しようと思い、音大卒業後に留学を試みました。

 しかし、いざパリに住んでみると、アトピー性皮膚炎の持病もあり食べ物が合わず、慣れない生活にストレスを感じるようになり、痒みも日に日に増してしまい、精神的に段々と辛くなっていき、音楽を学ぶことより、生活スタイルが想像以上に辛いと感じてしまい、とうとう断念する形になりました。

 

 今考えると、気持ちの面で『フランスに行きたい!サックスを学びたい!』という気持ちがそこまで強くなく、中途半端な心の弱さが全面的に出てしまったように思います。

 

 今の仕事を辞めてフランスに行く勇気はありませんが、25年ほど前に留学を断念したことが今でも心残りです。若ければ、もう一度挑戦したいと思うことがよくあります。

 

 そんな時、2019年の5月に千春先輩が帰省された際に「フレーヌで講習会するけど、よかったら勉強しに来ない?」と声をかけてもらいました。その言葉に『これだ!!』といつもなら優柔不断な自分ですが、即効、チケットを予約しフランスに向かいました。昔、留学ができなかった悔しい思いがあったため、こんなチャンスはないと、すぐに決断しました。

フランス人の学生達と四重奏で演奏

 

留学や講習会参加を考えている方へ

 

 留学をすることが可能であれば、ぜひ行かれることをお勧めします。音楽だけではなく世界の文化を知ることも人生経験になります。

 

私は留学はできませんでしたが、2週間の講習会だけでも学ぶことが多くありました。

 

その後の私の人生にとって、素晴らしい刺激となりました。一度きりの人生を楽しんでください!

四重奏でのコンサート

 

現在の活動

 中学校教師をしています。吹奏楽顧問として、生徒と共に音楽や吹奏楽を勉強しています。その傍ら、仲間とアンサンブルも楽しんでいます

モンブランの絶景

 

 

2024年のフレーヌ国際音楽アカデミーの詳細も

この記事に載せましたので、

是非ご覧ください!

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

これから、留学を目指す方々の参考になれば、

嬉しいです😊