「中島みゆき『夜曲』に思うこと~中島みゆき作品解説【2024-03】~」S11890

 

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◇更新履歴
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1.0:2024.02.07 初稿 

 

■ 「夜曲」編曲者:松任谷正隆
1981年3月5日発売の8枚目のアルバム『臨月』の9曲目(全9曲)

 

 
 
 

◆ミュージシャン

Drums:林立夫 

Bass:後藤次利 

Guitar:松原正樹 

Keyboards:中西康晴、松任谷正隆 

Percussions:斉藤ノブ

 

◆演奏実績

01. 寂しき友へ(1981)

02. MIYUKI NAKAJIMA CONCERT '84「明日を撃て!」

03.中島みゆきコンサート「歌暦 Page 85」

04. 夜会VOL.5「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせし間に」(1993)

05. 中島みゆきTOUR2010

 

◆2024.2.7 夢野旅人

まだ誰もかしこも「歌姫」と称されることがなかった1980年前半。その時代、歌姫と称されていたのは、美空ひばりくらいだと記憶する。

 

1982年のアルバム『寒水魚』に名曲「歌姫」が収録されリリースされた。その頃から、音楽雑誌なとで中島みゆきも歌姫と称され始めた。

 

その前年1981年発表された「夜曲」。

 

♪悲しい歌も 愛しい歌も 

みんなあなたのことを歌っているのよ 

街に流れる歌を聴いたら 

どこかで少しだけ私を思い出して♪

 

このフレーズを聴いたとき。

恋愛の体ではあるが、聴き手を包み込んでくれる、優しい体温を持つメッセージソングに思えたし、自分にとっての歌姫は中島みゆきだと確信した。

 

それ以来、現在まで自分にとっての歌姫は中島みゆきで揺るぎない。

 

「夜曲」をライブで最後に聴いたのは1993年の夜会。

夜会での演奏を芝居の場面にあわせて曲のサイズを縮め始めた頃。ただ、まだ夜会のために書き下ろされた曲は、夜会のテーマ曲である「二隻の舟」にしかなく、まだ、夜会と通常のコンサートとの感動の部分に共通点があった。

 

そのハイライトというべき感動がラストに歌われた「夜曲」。

その感動も今もまだ記憶に新しく揺るぎないです。


ちなみに編曲は、松山千春曰く「ユーミンパパ」の松任谷正隆。当時から何かと比較的される松任谷由実の旦那さんというのも興味深い。

 

◆歌詞

街に流れる歌を聴いたら 気づいて 

私の声に気づいて 

夜にさざめく 灯りの中で 

遙かにみつめつづける瞳に気づいて 

 

あなたにあてて 私はいつも 

歌っているのよ いつまでも 

悲しい歌も 愛しい歌も 

みんなあなたのことを歌っているのよ 

街に流れる歌を聴いたら 

どこかで少しだけ私を思い出して

 

月の光が 肩に冷たい夜には 

祈りながら歌うのよ 

深夜ラジオの かすかな歌が 

あなたの肩を包みこんでくれるように 

 

あなたは今も 私の夢を 

見てくれることがあるかしら 

悲しい歌も 愛しい歌も 

みんなあなたのことを歌っているのよ 

月の光が 肩に冷たい夜には 

せめてあなたのそばへ流れたい

 

街に流れる歌を聴いたら 気づいて 

私の声に気づいて 

心かくした灯りの中で 死ぬまで 

贈りつづける歌を受けとめて 

 

街に流れる歌を聴いたら 

どこかで少しだけ私を思い出して

 

 

◆最新コンサート

・2024.1.19 東京国際フォーラム トップページ

・2024.1.19 東京国際フォーラム コンサートリポート

・2024.1.19 中島みゆきコンサート『歌会VOL.1』 東京国際フォーラム セトリ

 

 

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