「2022年、毎度、紅白歌合戦に思うこと。」S10430
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V1.0:2022.12.30 初稿
■2022年、毎度、紅白歌合戦に思うこと。
毎度、この時期、紅白について似たようなことほざいていますのでね、手短に済ましますが。
そもそもさ。
特別枠(企画)ってなんなんだって話。
そんでもって、まあ、ある程度、興味があるのは、
桑田佳祐 feat. 佐野元春,世良公則,Char,野口五郎+原由子、大友康平に、松任谷由実、安全地帯、THE LAST ROCKSTARS(YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVI)といった特別枠で、それ以外で興味があるのは、あいみょんとMISIAくらい。
全ての出演者を一気に発表できないこと自体、もう紅白は終わっている証拠。大多数が観たいミュージシャンは特別枠以上の、テレビなんぞ必要としていないアーティストなんだからさ。
あとは、ライブ感のなさ。
何度もリハーサルを重ねて予定調和のステージならば、生放送でやる必要もないだろうに。
息を飲む緊張感、期待感、はらはら感こそが、ライブの醍醐味と自分は思っているので、1990年の「タコ発言」の長渕剛や、桑田佳祐が三波春夫になりきった1982年のサザンオールスターズ、1985年ギターに火をつけた吉川晃司のステージなどは痛快だったし、その時代のベストパフォーマンスとさえ思える。
そもそも、いい悪いは別にして、その時代の彼らの魅力、ファンにしてみたら彼らに求めていたパフォーマンスにすぎない。また、そんな彼らを選んだのはNHKであり、総理の大臣の任命責任と同じで、すべての責任はNHKにある。
そこを無難にこなそうとする紅白、テレビには限界がある。
だから、おもしろくない。
とはいえ、そんな紅白でも、
2002年、黒部ダムからの中島みゆきや、
2009年の矢沢永吉の紅白初登場、
2018年、サザンオールスターズがトリを務めたステージでの偶発的かつ奇跡的なユーミンとのデュエットにはめちゃくちゃ感動したのも事実。
紅白に期待などしていない。
と、いいつつも、どこかでほんの少し、期待してるところはあります。
ま、私、その時間は両国国技館にいるので、
年明けにでも確かめます。
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