「松山千春 『涙ポロリ』に思うこと~松山千春 全作品解説198~」S2817
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◇更新履歴
V1.0:2015.2.02 初稿
V1.1:2016.4.05 ミュージシャンを追記
V1.2:2021.3.06 歌詞等を追記
V1.3:2023.5.24 公式動画・音源のリンク
■「涙ポロリ」編曲者:松山千春(シングルVer)、丸山ももたろう(アルバムVer)
シングルVer:2009年5月20日リリースの64枚目のシングル「ひき潮」のカップリング
アルバムVer:2009年5月20日リリースアルバム『偶然と必然』の6曲目(全10曲)
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2010年10月1日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結12』10曲目(全14曲)に収録
◆レコーディングミュージシャン
○シングルVer(弾き語り)
ギター(AG):松山千春
○シングルVer
01. ギター(AG):丸山ももたろう
02. W.ベース:河合徹三
03. アコーディオン:夏目一朗
◆所有CD画像:シングル
◆所有CD画像:アルバム
◆2015.2.2 夢野旅人
2015年2月1日放送の、ラジオ「松山千春 ON THE RADIO」。
2007年11月に亡くなられた親友の窪田敬宣さんについて話されました。
「俺も大切な友達を失った。こいつ、本当に気があってゴルフもやったし、飯も一緒に食ったし、すすきのにも出てたし、毎日のように会っていたんだけど、こいつが、いきなり職場で血を吐いて死んでしまったんだけど、それからしばらく、ぽっかり虚しいというか、空虚というか、その中でできた曲が『偶然と必然』の中に入っています」といって、「涙ポロリ」が流れました。
2007年11月25日 ラジオ「松山千春 ON THE RADIO」。
心臓の病気で辛かったと思うけど、生きてて欲しかった。
窪田は、俺の曲で「時計」が好きだったと語り、番組の最後に「時計」が流れました。
その後のコンサートでは弾き語りで「時計」が歌われた。
2012年の十勝のライブにおいても、帯広には、窪田という親友がいました。
血を吐いて死んじゃってから・・・何をするにも一緒だったから、お前が死んだ時は俺はつらかったぞ。お前の故郷、俺の故郷、十勝で・・・お前たちも頼むから、長生きしてください。俺を一人にしないでください。頼む、健康に留意して、一分一秒でも、この俺より長生きして、俺を看取ってくださいと、語っています。
アルバム『偶然と必然』のレコーディング中であった2009年3月1日放送のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」。
シングルはだいたい決めた。
「涙ポロリ」を考えている。「こんな歌歌うの?」そんな歌なんですよ。
ま、フォークシンガーらしいといえばフォークシンガーらしい曲。どうだ、どうだという曲ではない。どっちかといえば、あれっていう感じで終わってしまいそうな曲と、窪田さんの事には触れずに紹介しています。
最終的に、
シングルは「ひき潮」となり、カップリングに弾き語りの「涙ポロリ」が収録されました。
君が居たから
ここまで生きてこれた気がする
そんな君から突然 さよなら告げられた
うまく考え まとめる時間与えられずに
君にもらった 優しさ胸の中に残った
そうか明日から
一人で強くなれって事
夢を見せてくれた
感謝したら帰ろう
本気で愛していた
日ごと大きくなる、大切な誰かを失う喪失感。
今あらためて、歌詞をみると、痛いほど共鳴します。
◆歌詞及びオフシャル動画・音源
君が居たから ここまで生きてこれた気がする
そんな君から突然 さよなら告げられた
涙ポロリ 涙ポロリ
顔を上げる事も 出来ないから帰ろう
うまく考え まとめる時間与えられずに
君にもらった 優しさ胸の中に残った
涙ポロリ 涙ポロリ
これも仕方無いと あきらめたら帰ろう
君が居たから ここまで生きてこれた気がする
そうか明日から 一人で強くなれって事
涙ポロリ 涙ポロリ
夢を見せてくれた 感謝したら帰ろう
本気で愛していた
本気で愛していた
本気で愛してた
◆J. 松山千春全作品に思うこと~2005-2009松山千春全作品解説10
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