「松山千春 『街の灯り』に思うこと~松山千春 全作品解説463~V1.1」S6708NF

 

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◇更新履歴
V1.0:2020.03.04 初稿

V1.1:2020.03.29 収録情報の記載

 

■ 「街の灯り」 編曲者: 大石学

1989年11月28日発売のアルバム『ISHI』の5曲目/全10曲
◇松山千春選曲ベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』  DISC-3(秋)の12曲目

◇松山千春選曲コレクションアルバム『思い出』 DISC3-の9曲目

 

◆レコーディングミュージシャン
01. ギター(AG):
笛吹利明

02. ドラムス:島村英二、岡本郭男、長谷部徹

03. ギター(EG):松原正樹、高村周作

04. ベース:美久月千晴、長岡道夫

05. キーボード:中西康晴、大石学、エルトン永田、飛澤宏元

06. ストリングス:--KATOH JOE GROUP

07. サックス:平原まこと、土岐英史

08. コーラス:比山貴咏史、木戸泰弘、広谷順子

Musician Coordinator:HIROSHI TAKAMURA(MUSIC LAND)

 

◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ・アルバム

◆所有収録CD・アルバム

◆夢野旅人

 

◆松山SAGA 2001年3月号での本人解説

前述したように、俺はお年寄りに弱いけども、街の灯、いわゆる家の窓からこぼれてくる明かりにも弱い。

というのも、俺にとって街の灯、家からこぼれてくる明かりというのは、幸せの象徴でもあるからだ。

そうなのだ。

俺は街の灯を眺めているだけで胸が切なくなり、また、心が満ち足りた想いに揺さぶられたりもするのだ。

そこまで街の灯に思い入れてしまうのは、たぶん、子どもの頃にこんな経験をしてきたからだろう。

 

寒い朝。

外は吹雪いている。母親が俺に買い物を頼む。足寄は、歩けばすぐに店があるような豊かな町ではない。

かなりの距離を歩かなければ店はない。

行きたくない。

でも、母親の頼みだ。嫌だと断れない。仕方なく、買い物袋をさげて店まで歩く。

 帰り道。

すでに体は冷えきり、ブルブルと震えながら雪道を歩く。

とんでもなく寒い。家はまだか。まだ着かないのか。早く帰りたい。飛んで帰りたい。

その時、ふと顔を上げると雪道のはるか先にポツンと家の明かりが見える。

自分の家の明かりだ。

心がホッとする。もうすぐだ。

もうすぐ家に帰れる。

父さんが母さんが兄弟が、みんな待っている・・・・・・。

街の灯り。

家の窓からこぼれてくる明かり。

そんな灯りがもたらす温かさは、俺の抱える幸せの体温でもある

 

◆歌詞

街の灯りを遠くに見つめ 何度でも何度でもやり直せるわ 
そんなお前の無邪気な声に 目を閉じてこみ上げる涙を止めた 
離したくない離れたくない 愛を頼りに生きてみようか何もかもをかけて 

楽しいだけの毎日なんて つまらないありえない夢のお話 
そんなお前のあどけない顔 ひとすじの鮮やかな涙がつたう 
街の灯りよにじむ灯りよ どうかこのまま二人の愛を優しく見守って 

街の灯りよにじむ灯りよ どうかこのまま二人の愛を優しく見守って

 

◆E. 松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説5~1988-1989

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