「松山千春 『慕う』に思うこと~松山千春 全作品解説283~ V1.3」S3054NF

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.06.18 初稿

V1.1:2015.06.19 メッセージを掲載
V1.2:2015.11.02 記事を追記

V1.3:2019.11.16 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び所有CD画像の掲載

 

■ 「慕う」 編曲者:坂本昌之
2010年5月12日発売の66枚目のシングル

 

◆所有CD画像

◆レコーディングミュージシャン

 

◆2015.11.2 夢野旅人
昨夜のラジオ「松山千春 ON THE RADIO(緑効青汁のアサヒ緑健提供)」の放送は函館からでした。

下記の記事にあるように、

函館は2015年9月に他界された事務所スタッフ・田中真紀(眞紀)さんの故郷でした。

 

放送では、彼女の話もでました。

「函館にくると、真紀を思い出す。 短大でてうちの会社に来てくれた。 あいつは人生の半分以上うちの会社で、結婚することもなく癌で亡くなってしまったけど。 松前の出身で、だから函館に来ると真紀は活躍してたよな、五島軒のカレーとかな、買ってきてくれたりしてな」

 

もう5年、彼女の名前をきくと、浜田省吾の「君の名を呼ぶ」と、「冬」 、そしてこの「慕う」を思い出すのです。

 

◆2015.6.19 hsawaさん

以下の写真(画像は割愛)、あまり写りはよくありませんが、私の母のお墓がある山梨市の山の中腹から撮ったものです。

この風景の中に実家があり、小学校があり、友達と遊んだ山や川があります。

ここからこの風景を眺めると、以前は「流浪」でしたが、今では「慕う」が聞こえてきます。
「幸せな日 笑い溢れて 悲しく辛い 涙重ねて」という日々もありました。

しかしいつも「遠く遥かな ふるさと慕えば 穏やかな空 変わりなき山」がそこにあったと思います。

そして故郷、家族、友達、恩師…自分のルーツをいつまでも大切にする姿勢こそ松山の素晴らしさだと思っています。

◆2015.6.18 夢野旅人

2015年春、ラジオで新曲をかけたとき。

千春は、新曲それぞれの編曲者についてあまり触れなかった。

「帰り道」と「春は来る」。

今回の新曲の中で、タイトルからして松山千春の王道だろう。

 

この2曲ををきいたとき。

編曲は夏目一朗が手がけたのではないと感じた。

プロデューサーの立場で、この王道というべき歌を他者に依頼して、残りの厄介な曲を引き受けたのだろう。 特に、「恋してた」と「天使」は彼が引き受けざるしかなかろう。

 

そんな印象をもった。

新譜がリリースれされクレジットをみたとき。

ほぼ予想どおりだった。


「空」が、彼か、澤近泰輔か、

「終結」が、彼か、坂本昌之か。

迷ったのはこの2曲ぐらいだった。

 

「春は来る」は、一聴して坂本昌之だと直感した。

それは、同じ楽曲の色彩に映る「慕う」の編曲が彼だったからだ。

北海道出身である彼が故郷を歌った唄を、

原曲を鑑みてアレンジすると、この色彩となるのだろう。

 

個人的には、いい悪いではなく、この色彩の楽曲など(服部克久が手がけた「君は花」や、「ひき潮」も同じ色彩に映る)は、完成度や芸術性とは別に、まだ今の自分にはしっくりと来ない。

相変わらず前置きが長かったです。

 

「慕う」。

初演は、リリース前の2010年の「東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春」での弾き語り。 春でも歌われてが、強く印象に残ったのは本編ラストで歌われた秋。

 

闘病生活を送っていたロードマネージャーでもあった田中真紀(眞紀)さんが他界した直後のツアー。

彼女も北海道・松前出身で、故郷を愛する人だった。

彼女の葬儀のときに、松前町長が「彼女は松前出身ですから」と、参列してくれたこと。

故郷の有難み。


そして、「人は、金持ちだろうが、貧乏人でもあろうが、みんな手ぶらで生まれてくる。

そして人生の中で、ひとつふたつと大切な宝物を掴んでいく。 でも、最期は手ぶらで死んでいく。

 

みんなは、いくつ宝物をお持っているか。

その手で抱えきれないくらい持っているか。

離すな。手放すな。

自分の腕で掴んだ宝物なんだから。

手放すな!」

 

そう語られた後に、歌われた「慕う」。

 

~遠く遥かな ふるさと慕えば

幼き日々は 私の宝

幼き日々は 私の宝~


このフレーズがいまも心に響いています。

ふるさとのない自分。

幼き日々が、ふるさとに思えるのです。

 

◆歌詞

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説2010-2019 インデックス

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