「松山千春 『ナイト・エンジェル』に思うこと~松山千春 全作品解説158~」S2758

 

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◇更新履歴
V1.0:2014.12.22 初稿
V1.1:2015.12.28 記事の追加(ツアー終了につきアメンバー記事と統合)

V1.2:2017.05.12 フォーマットの修正

V1.3:2018.10.09 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有レコードの画像を掲載

V1.5:2021.11.15 追記

V1.2:2022.10.11 オフィシャル動画・音源のリンク

 

■「ナイト・エンジェル」編曲者:林政宏
1985年6月25日リリースの19枚目のシングル

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1987年10月25日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結Ⅳ』LPA面3曲目(CD 全12曲)に収録

 

◆レコーディングミュージシャン

 

◆アナログレコード

◆プロモーション用アナログレコードA(ジャケットは同一)

 

◆2021.11.15 夢野旅人

2021.11.14放送「松山千春ON THE RADIO」で、冒頭に神戸について、「俺の好きな、危ないとこもあるぞ、はっきりしている街」(「危ないとこもある」は番組で2回いいました。)と語り、1曲目に「欲望の街」がかかり、CMあけに神戸でのコンサートにふれた後、曲に関する説明は無しで、2曲目に「ナイト・エンジェル」がかかりました。

 

◆2015.12.28(12.3)夢野旅人
2015年秋、ツアーの初日の2曲目で歌われました。
比較的、演奏頻度は高い曲ではありますが、ベースの演奏だけのファーストフレーズから歌われるのは、1989年秋以来です。


少数数意見かも知れませんが、この曲はファーストフレーズがとても魅力的なのです。
だから、初日で歌われたときは、とても新鮮で感動したし、初日の中で一番印象に残っています。


残念なことは、初日当日、千春がバンドに変更をつげた。

3曲目の「恋」とつなげるために、最後のサビのリフレインをカットした。
しかし、そのことを本番で本人が忘れてしまった。

変更どおりバンドは、一回目のサビで演奏を終えたが、千春はアカペラ状態で2回目のサビを歌い続けた。

今回のツアーの「白い雪」や、1990年春初日の「あなただけの季節」、2006年秋初日の「国道38号」など。

千春は初日本番で歌ってみて、自身がしっくりとこなかったり、前述のようなミスを引き起こしてしまうと、「止めよう、ほかの曲に入れ替えよう」と切り替えてしまう(大阪でアンコールで歌われましたが、2006年春同様のファーストフレーズはカットでの演奏)。


見ている側にとっては、そんなミスなど構わないのだが、本人にとってはショックだったのでしょう。 
ゆえに、二日目から「ナイト・エンジェル」はなくなりました。

あのミスがなければ、ファーストフレーズありの「ナイト・エンジェル」がもっと本編で歌われたのにと、思うと残念です。


◆2014.12.22 夢野旅人
昨夜、ラジオのレギュラー番組で歌った「ナイト・エンジェル」の弾き語りを聴いた。
ラジオでの音源をひとまとめにしたアナログテープで放送日は不明。
おそらく1989年前後だろう。


フルコーラスで軽快な演奏で歌っていた。
すっかり忘れかけていたが、これがよかった。
こういったアッパーなナンバーも、ライブで弾き語りでやってくれるといいのに。


1985年ニューズレコード移籍第一弾シングル。
「虹のかなた」 のレビューで書きましたが、5月12日レコードショップの広告には、松山千春 NEW ALBUM 『明日のために(仮題)』7月10日発売、NEW SINGLE「虹のかなた(仮題)」と印刷されていた(実際は、この時点でシングルは「ナイト・エンジェル」に決定していた)。


リリース時のツアーでのMC。
シングルはどの曲にするか迷ったという。
「君の友達」も候補だったが暗いので、明るいこの曲をシングルにしたという。

タイトルは、「夜の天使」でも良かった。
でも、それではなんかアッチのほうを連想させる。

スタッフが(確か、横山プロデューサー)が、「ナイト・エンジェル」がいいのではと提案した。

足寄に、おばちゃんばっかりのスナック「エンジェル」がある。そのイメージがあるので躊躇したが、最終的に「ナイト・エンジェル」に決まった(すべて要約)と、話していた。


2002年春のメニューに、「ナイト・エンジェル」があった。
7月4日 釧路圏摩周観光文化センター。 

釧路とはいえ、弟子屈は立地的に市内から離れている。
市内と北見との中間。
241号を60kmほど走れば足寄。

僕は、市内から会場へ向かう車中から広がる風景を眺めていた。

ふと、千春が言っていたスナック「エンジェル」のことを思い出した。
足寄に近いし、実家に帰っているかもしれない。

となると、一曲目は「時代」から、「ナイト・エンジェル」に入れ替えるのではないか。
そう思ったらビンゴでした。


~恋はとても 不思議なもの ときめく胸が苦しい
おまえ 同じ 気持ちなのか 教えてほしい~


ベースのみの演奏で歌われるファーストコーラス。
そしてフルバンドで流れ込むアレンジが印象的なのだが、
1992年の秋から現在に至るまでカットされて演奏されている。

演奏がアンコールに多いというのも理由のひとつでもあると思う。

リリース時の1985年春、本編とアンコールで2回演奏されていた。

確かに、アンコール時は、ファーストコーラスはカットされて歌われていた。
ただ、1985秋や1986年は、アンコール3,4曲目でも、アタマから歌われている。


客席も、アッパーなナンバーをアンコールに求めていた時期。
興奮状態の中、ファーストコーラスのスローな歌声を固唾をのんで聴き待ちながら、弾けるといった感が堪らなかった。


最後にオリジナルのままで歌ったのは、1989年12月8日
東京厚生年金会館でイレギュラーで本編半で歌われた「ナイト・エンジェル」。 
あれは自分が思うに、本編にもかかわらず演奏もパフォーマンスも完璧でした。


2006年春は、アンコールの一曲目でした。
銀のテープが飛ぶ演出。

幕を閉じたままで、ファーストコーラスを歌って、銀のテープが飛んで、フル演奏になだれ込こむと同時に、幕が開けば最高にかっこいいのにと、当時、思ったものでした。

 

また冒頭でふれましたが、たまには弾き語りで、こういったアッパーなナンバーも聴きたいなと思うわけです。

 

◆歌詞及びオフシャル動画・音源


恋はとても 不思議なもの ときめく胸が 苦しい 
おまえ 同じ 気持ちなのか 教えてほしい そっと 

今夜おまえと 愛を語ろう 夜が明けるまで ふたりきり 
星の数だけ 愛の言葉を 甘く 優しく 口にして 

昼も夜も どんな時でも 考えてたよ おまえのこと 
何を見ても 何を聞いても 救いないほどさ 

恋に何度も 出逢ったけれど こんな気持ちは はじめてさ 
おまえは 僕の ためにこの世に 舞い降りてきた天使だね 

昼も夜も どんな時でも 考えてたよ おまえのこと 
何を見ても 何を聞いても 救いないほどさ 

昼も夜も どんな時でも 考えてたよ おまえのこと 
何を見ても 何を聞いても 救いないほどさ

 

◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説4~1985-1987

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