「松山千春 『ひき潮』に思うこと~松山千春 全作品解説347~」S3184

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.08.11初稿

V1.1:2016.04.05 ミュージシャンを追記

V1.2:2019.10.01 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替えおよび 所有CD画像の掲載

V1.3:2020.02.28 収録情報(松山千春コレクション『思い出』)の追加

V1.5:2020.03.15 松山千春コレクション『思い出』収録箇所の掲載

V1.6:2020.06.24 ラジオでのコメントを掲載

V1.7:2021.03.07 歌詞等を追記

V1.8:2020.07.26 ラジオでのコメントを掲載

V1.9:2022.10.11 オフィシャル動画・音源のリンク

V2.0:2022.10.12 過去の先祖返りの記事との統合、是正

V2.1:2023.05.24 是正

V2.2:2023.06.14 追記

 

■ 「ひき潮」編曲者:服部克久(シングルVer&アルバムVer)
シングルVer:2009年5月20日リリースの64枚目のシングル。

アルバムVer:2009年5月20日リリースアルバム『偶然と必然』の5曲目(全10曲)

 

◇松山千春選曲コレクションアルバム『思い出』 DISC6-の7曲目

 

◆所有CD画像:シングル

 

◆所有CD画像:アルバム

 

◆レコーディングミュージシャン

○シングルVer

01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--


○アルバムVer

01. ドラム:伊藤史朗
02. ギター(GG):千代正行
03. F.ベース:渡辺直樹
04. Aピアノ:倉田信男

05. パーカッション:川瀬正人

06. ストリングス:RASH by TAKASHI KATO

07. ハープ:朝川朋之
08. アコーディオン:佐藤芳明


◆2023.6.14 夢野旅人

2023.6.11放送 松山千春のON THE RADIO

この日は、RKB毎日放送のスタジオから生放送。

服部克久さんの命日ということで、番組のラストに「ひき潮」がかかりました。


--- 

実は、あのぅ、ま、今日6月11日でありますけど。

2020年、3年前。

6月11日に作曲家・服部克久さんが亡くなった日であります。


なんかな、野見さんが亡くなったとかよ、矢川ちゃんが亡くなったとか、服部先生が亡くなったとか。でも上木は生きているみたいな、な。そういう話になっちゃんだけど。


服部先生は、ホントに面白い人だったな。お父さんが、何といっても服部良一さんだからな。でも、服部先生はいつも言うんだよ。


「千春、うちは元々、提灯屋だから。岐阜の提灯な、張ってた家なんだ。それが、たまたまオヤジが音楽で名を成して。まあ、俺も引きずられるように音楽の道に来たけど。いやあ、お前、人生ってな何があるか分からないわ。


お前だって、中学や高校の時にフォークシンガーになるって思ったとしても、その道、真っ直ぐ来れたわけじゃないだろう?いやあ、だからこそ人生って面白いぞ」ま、服部先生にはそうやってな、レコーディングの時にも、色んな話をしてくれたけどな。まあ、ご命日ということでありますから、俺の曲で、まあ、服部先生がアレンジをしてくれた曲をね、今回最後に聴いて頂こうと思いますけど。


毎回毎回、この番組を最後まで聴いてくださる皆さん。本当にありがとうございます。また、聴いておられない方も、どうぞお元気で。


松山千春「ひき潮」


 

 

◆2021.7.26 夢野旅人
2021.7.25放送 松山千春のON THE RADIO

 

お前ね、いやぁ、ほんと、これ、何日続いてるんだよ、30℃越え。たまらないよな。

俺も思わず海へ行きましたよ、な。

小樽のドリームビーチですよ、な。

 

そしたら、やっぱり海水がまだ冷たくてよ。

ま、ここへ来て、もう少しは温くなっているとは思うんだけどな。泳ごうとか、そういう気分にはならないけど。

 

ま、とりあえず、な。

普段だっだら、ゴルフばっかりでね、陽に焼けてたんだけど、ゴルフの焼き方は、どうしても、ウェアがな、半袖だからな、半袖焼けになるわけだな。

それが嫌で、ま、身体を焼きたいということでね、ドリームビーチへ行きましてね。

 

うちのマネージャーの井上がですね、なんて言うんでしょう、あのぅ、ピクニックセットみたいなものを持って色々やってくれるんですけどね、いやぁ、楽しかったですね。

俺よ、いわゆる足寄だから、山育ちたべ。

海は、ちょっと苦手なんだよな。

 

前も言ったけどさ。

ヒトデっていうのが嫌いでさ、な。

あと、クラゲも嫌いでさ。

あれ、クラゲさ。

たべる方のクラゲは全然、平気なんだけどな、海で会ったら、ごめんなさいだもんな。

たまらないな。

 

というわけで、東京オリンピック。

ホントに無事、閉幕することをね、祈りますし、また、そのなかで、色んな名場面、いい勝負、みせて頂けたらと思います。

 

今回、最後の曲は、私、海に行ってきましたんで、松山千春「ひき潮」を聴いていただきます。

 

「ひき潮」O.A

 

◆2020.6.24 夢野旅人

2020.6.14 放送 松山千春のON THE RADIO
ま、6月11日に服部克久、作曲家、アレンジャー。
服部先生が亡くなりまして。
83歳。
俺、服部先生の笑った顔しかイメージないんだよな。

 

深刻そうに、悩んで、腕を組んでって、そういうイメージまったく、ないんだよ。
いつでも明るかった。
そして俺は、先生、俺、さだまさしとは、谷村新司、大嫌いですからね。

 

知ってるんでしょ?
千春君な、それぞれ性格もまた音楽に対する取り組む方も違うし、あがってくる楽曲も違うし。
それはそれでいいんじゃないか。

 

つくづく思ったんだけど、やっぱり本流、源流を知っていて、色々な、な、ちょっと一風変わったことをやってゆく。
な、やっぱり俺達もそうあるべきだと思うよな。
まず人として、男として、本流。
で、そこから、はみ出て色々なことをやる。
これは、許せる。

ところが、今のな、いつもいうようだけど、芸能界見ていると、お笑いだろうが歌い手であろうが、本流を知らない癖にただ暴れまくってる。

その先には何も残らない。
やっぱり、服部先生みたいに音楽の本流しっかり捕まえてて、

我々、フォークやロックや歌謡曲、演歌。
それがやっぱり音楽家、先生と呼べるんじゃないかなと思いますね。

本当に服部さん。
一緒に仕事が出来たこと光栄に思ってるよ。
う~ん、綺麗なおばさん、また息子や娘。
あなたの血をひいて頑張ってくれると思いますよ。

今回、番組の最後の曲は服部先生がアレンジしてくれた「ひき潮」。

これ自分でも大好きな曲で。
東日本大震災が起きてから、う~ん、なかなか歌いずらい曲なのかと思ったけど、ま、いわきでも仙台でも歌ってます。

やっぱり人生は波が浜にあがり、さがり、ひき潮のようなもんだと思ってます。
服部克久さん、ご冥福をお祈りします。

松山千春「ひき潮」。

---「ひき潮」松山千春 O.A ---
 

◆2015.8.11 夢野旅人
人生が奏でる時間は限られている。
蒼々とした時代を経て、誰もが人生のひき潮に向き合う。
~やがて少しずつ 僕は壊れてく

何を 覚えてる 何を 忘れてる ~

2007年、51歳の松山千春から生まれた「自壊」。

 

翌年。

「2020年の遺言」を綴った発表後に狭心症で倒れる。

 

2009年。

復帰後、初のレコーディング。

当初、予定されていたシングルは「涙ポロリ」。

 

作品が仕上がって、最終的にシングルは「ひき潮」となった。

 

~許されたらこのまま海を

見つめたまま望みます~


その年春の大阪公演。

「振り返らずここまで生きて来てた。
もう今なら昔、愛した人を、人生を振り返ってもいいですよね。
波打ち際に立ち、そう自分に問いかけた(要約)」

そう、語っていた。

 

~全ては夢 うたかたの夢 

まるで波が 引くように~

 

いつか記憶に霧がかかり、夢も終わりを告げる時がくる。

 

~ひたすら生きていた 

私が一番輝いていた

あのときの 太陽が 

今でも私にふりそそぐ~

 

誰にであっただろう輝いてた瞬間。

過去形となったとしても、永遠に、その人の心に降りそそぐ。

愛しくもあり、残酷でもある。

そして、それが全てなのかもしれない。


深みのある歌詞と、その世界観を引き出た楽曲、

円熟味のあるヴォーカル。

誰もが、逃れられない人生の儚さを秀抜に表現しています。

 

歌詞及びオフシャル動画・音源

◇シングルVer.

◇アルバムVer.

 

全ては夢 うたかたの夢 まるで波が引くように
思い出まで奪うつもりね それは私の全てです

愛して 愛され 真夏の太陽 あびながら
浜辺に残した 二人の名前は 今も尚

年老いてく さけられないわ まるで波が引くように
許されたらこのまま海を 見つめたまま望みます

 

ひたすら生きてた 私が一番輝いてた

あの時の 太陽が 今でも私にふりそそぐ

全ては夢 うたかたの夢
まるで波が引くように

 

◆松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説13~ インデックス13(2008~2009)

 

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