「松山千春 『東京』に思うこと~松山千春 全作品解説5~V1.5」S2120

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.02.07 初稿

V1.1:2015.08.06 記事を追記

V1.2:2017.05.10 記事を追記

V1.3:2018.10.06 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のCD画像を掲載 

V1.5:2020.01.18 歌詞を追記

V1.6:2021.05.10 記事の追記

 

■ 「東京」 編曲者:土方隆行

1993年9月1日リリースの34枚目のシングル

1993年9月21日リリースのオリジナルアルバム『夏の終わりに』の10曲目に収録

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1984年4月21日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結Ⅵ』11曲目(全12曲)に収録

 

◆シングルCD(8cm)

◆店頭プロモーションCD

 

◆レコーディングミュージシャン:後日、追記
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. パーカッション:
07. サックス:
08. ストリングス:

 

2021.5.10 夢野旅人
5月9日放送「松山千春ON THE RADIO」で、2021年春のツアーの東京公演と大阪公演の中止が発表されました。

 

アナウンスとメッセージのあと、マイ・ペースの「東京」がかかりました。2曲目に、やしきたかじんの「東京」、そして、3曲目に予想どおり(真逆の結果であるが)、千春の「東京」がかかりました。

 

東京、大阪公演の中止は、とても残念だったけど、千春が語りかけるように云ってくれた、

 

~東京、う~ん、残念だったな。
しかし、必ず東京、大阪。
あのステージに、俺は必ず立つから。~

 

まるで、自分の名前を読んでくれているようで、そして自分に話しかけてくれているようにきこえた。

この言葉で、自分は、公演中止の事実を受け入れる事ができました。

 

立ち止まっていられない。

自分でも驚くくらい、引き摺っていないです。


◆2017.5.10 夢野旅人

2017年5月10日。

松山千春41年目。国際フォーラムでは62本目となる公演日

今朝の東京は雨。 

口ずさんだ唄は、千春の「東京」。

7日のラジオは今週が東京公演だということで東京にちなんだ曲が選曲されていました。

最後に流れた千春の「東京」。

端的に云いえていて聴き入ってしまいました。


リリース当時。

ラジオで「端的に東京を表現した秀作」と語っていた、かまやつひろしも今年他界。

かまやつさんは千春が出場したフォーク音楽祭の審査員でもあり今年、初めて聴いた「東京」は感慨深いものでした。

ツアーでは、2012年秋にアコーステック編成でイレキュラーで歌われた。

フルバンドにおいても2004年春の東京初日のみで歌われてから久しい。

 

今日、唄ってくれないかな千春。

それも一曲目で。 

明け方、雨音を聞きながら、そう思いました。
 

◆2015.8.6 hsawaさん
今日(5日)は朝から所用で都心を回りました。

とても暑い暑い一日でしたが、汗をかくのもどこか心地よい一日でした。

その途中、御茶ノ水駅前の橋を渡っているときにふと目にした景色です。

この歳になっても自分自身の課題や悩みはあるもので、この景色を見たとき。

言うまでもなく松山の、

東京 いくつもの夢が 絡み合ってうごめく街  

東京 唇をかんで この街にしがみつく~


のフレーズが浮かんできました。


また、同時に長渕剛の「東京」、

~人の間に踏み潰されて 信じることさえ怖くなっても 

それでも奥歯を噛み締めて 君は生きてゆくんだね~ 

~東京に来るのに眠れないほど あたふたあたふた悩んだんだろう? 

親父やおふくろの反対を押し切り あたふたあたふた悩んだんだろう?~


そんな歌も聴こえてきました。

もちろん長渕の「東京」はもっと歌詞が長いのですが、同じタイトルで松山と長渕がほどよくブレンドされたシーンでした。

まだまだ踏ん張らねばと。 
 

◆2014.2.7 夢野旅人
明け方、ふと口ずさんだ曲は松山千春の「東京」でした。

日本人なら誰もが一度は意識するであろう、東京。

この街に夢や憧れを抱く人もいれば、失望する人もいるのだろう。
故郷を慕いながらも生活のために、でてきた人もいるのだろう。
偶然、東京で生まれ、なんとなく、この街で生活している、そんな自分みたいな者もいる。

人の数だけさまざまな思いやストーリーが存在するのだろう。

「東京」。

いくつもの故郷の歌を残してきた松山千春。

都会生まれで田舎がないといっても、今お前が住んでいる場所がお前の故郷だろう。

千春はいう。

 

わかるよ。

けど故郷のない自分にとってすると・・・。

「帰りたい」や「雑踏」といった故郷を慕い想う唄は、お隣さんの一家団欒を眺めているような疎外感があった。

その輪に自分が入ってはいけないような。


この曲をきいたとき。

東京で生まれ育った人間にとっても、誰にはばかることなく感情移入できる唄だと。

やっと作ってくれたかと思った。


そして、帰る場所のない自分は、

きっと、これからもこの東京しがみついて生きていくのだろうと思った。
 

~東京 この都会は俺に 何を与え奪ったのか~
~東京 この都会は俺に何を尋ね 答えたのか~
~東京 唇をかんで この都会にしがみつく~


端的な詞だから解釈を限定しない。
東京出身の、かまやつひろしは端的に東京を表現した秀作と語った。

この歌を、初めてカラオケで聴いた北海道出身の友人は、「もう松山(千春)は、こんな歌しか歌えないのか」と落胆していた。
昔の歌しか知らない人にとってはそう思うのだろうか。 

共感してもらえず残念だった。


そして現役のファンも、この曲には興味ないのかな、そんなことを考えた。
2012年秋、栃木総合文化センターの帰り。
その日、本編の3曲目でアンプランドで「東京」が歌われた。

同乗していた友人が、「今日、『東京』を聴いていて、やっと夢野さんが言っていることがわかった」と云った。 

「何を今更、言っている」と受け流したが、そうでしょう、そうでしょうと内心、嬉しかったです。

ちなみに、カラオケの「東京」。

メーカーは忘れましたが、本人のライブ映像が流れていた。

1993年のツアー「人間らしく」の東京厚生年金会館での模様。

ちゃんとしたカメラ、まわしていたんだなと。

あのツアーの映像は、そのカラオケでしか見られない貴重なものでした。

 

◆歌詞

東京 この都会は俺に 何を与え奪ったのか 
東京 いくつもの夢に彩られて 輝く都会 
東京 突然の雨が アスファルト叩きつけ 
東京 心の中まで ずぶ濡れになっちまう 

東京 この都会は俺に 何を尋ね答えたのか 
東京 いくつもの愛が からみ合ってうごめく都会 
東京 突然の雨に 誰もかも あわてだし 
東京 心の中まで 人波に つぶされて 

東京 突然の雨は 思い出も流すのか 
東京 唇をかんで この都会にしがみつく

 

◆G. 松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説7~1992-1995

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