「松山千春 『風よ人よ』に思うこと~松山千春 全作品解説99~ V1.5」S2312/NF

 

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◇更新履歴
V1.0:2014.04.25 初稿
V1.1:2015.01.21 文章を一部修正

V1.2:2015.11.06 ミュージシャン、RD、P&Dを追記

V1.3:2018.08.27 最新エディタにて作成、記事の差し替え

V1.5:2020.01.16 新規記事と歌詞の掲載

 

■ 「風よ人よ」 編曲者:萩田光雄
1999年8月1日発売のアルバム『ガリレオ』の3曲目/全11曲

 

◆所有CD画像

◆RD:1999.2.22-5.21 / P&D:横山和之
◆レコーディングミュージシャン(楽曲個別ではなくアルバム『ガリレオ』全体のクレジット)

01. ドラム:島村英二、渡嘉敷祐一、三浦晃嗣

02. ベース:高水健司、岡沢章、美久月千晴、河合徹三
03. ギター(EG):松原正樹、徳武"Dr.K"弘文、松下誠、好永立彦

04. ギター(AG):吉川忠英、笛吹利明、今剛、古川昌義、千代正行
05. ドブロギター:尾崎孝

06. キーボード:エルトン永田、夏目一朗

07. フルート:春名正治

08. パーカッション:木村-KIMUCHI-誠、春名正治

09. ストリングス:KATOH JOE group、MASA SINOZAKI group
10. バイオリン:太田惠資

11. sys.OP:渋谷年治、NOBUHIKO NAKAYAMA、中西進

 

◆2020.1.16 夢野旅人

2020年01月12日放送の「松山千春ON THE RADIO」。

成人式の週ということもあり、20年前にリリースしたアルバム『ガリレオ』から4曲選曲されO.Aされた。

千春曰、今から20年前ということは、俺の人生においてな、普通に暮らしていた時と、歌を歌い始めた、ちょうどそれが人生においてクロスする時代で曲がどんどんできていたという。

 

何がかかるのだろうと思った。

「愛という名の旅」、「僕なら」、「ため息をつかせてよ」の3曲は容易に想像できた。

あと一曲、「ガリレオ」は妥当なところだが、やっぱり当時、「ガリレオ」と並んでアルバムテーマになると本人が言っていた「風よ人よ」をかけて、この曲に対するコメントを聞きたいな、と思ったが、かかった曲は「踊る心」だった。

 

過去の記事と重複するが、「風よ人よ」はリリース前の99年春に大阪で一度だけ弾き語りで歌われたのみ。

(ただし、秋のツアーの最終日、札幌でリクエストでワンコーラス歌われた。)

やっぱり千春本人にとっては、「踊る心」のほうが紹介したい曲なんだな、と。

この調子じゃ、今後もライブで聴けることはないんだな、とも思ったわけです。

 

◆2014.4.25 夢野旅人
アルバムタイトルもしくは、アルバムの核であろう唄で、リリース時のツアーにおいて一度も歌われず、その後もレギュラー、もしくは一度も歌われていない唄が3曲ある。「時代をこえて」
と、「風の歌がきこえる」、そしてこの唄である。

「風よ人よ」。

1999年8月1日リリースのアルバム『ガリレオ』の収録曲。

同年春のツアー、大阪2日目のアンコール。

「今度のアルバムで核になる唄」と言って、弾き語りで「ガリレオ」と「風よ人よ」を歌った。


当然、秋のツアーは「風よ人よ」が本編ラストか、アンコールラストになると思っていたら・・・。

ラストどころか一度もフルコーラス・フルバンドで歌われることがなかった(最終日で歌ったのはリクエストによるワンコーラス)。


このときのツアーは本編一部構成。

本編ラストは「明日のために」。

アンコールラストは、「大空と大地の中で(V98)」か「雪化粧(V97)」


それらの曲を入れ替えても歌ってほしい、歌うべき唄に思えた。

「情景」にしろ、なぜ外すんだろうと思うことがたまにある。

その中で、この曲を外したことが一番不可解である。


そんな話を友人にした。

彼は、この曲にさして魅力を感じなかったという。


その後、彼があることに思い悩んでいたとき。

夜が明けた窓のカーテンを開けると、青い空に降り注ぐ陽射し。


~何故か悲しくて 君を抱き寄せる 
青い青い空が やけにまぶしすぎる~ 


その時の情景が、

自身の心情と、この曲の歌詞と重なり合い感動を覚えたという。


自分が好きなフレーズは、

~君が泣き出すと 僕も泣き濡れる 
もろい弱いものさ 人の心なんて 

涙そのうちに 流れ枯れ果てる 
そこで判るのだろう 誰も一人じゃない~


新曲「歩き出してくれないか」や「憂い」など。
聞く人に、優しく語りかけてくる歌詞が好きです。

松山千春の体温を感じる一曲です。

 

◆歌詞

何故か悲しくて 君を抱き寄せる 

青い青い空が やけにまぶしすぎる 

何が夢なのか 何が愛なのか 

答え見つけられず 君に伝えられず 

風よ風 どこへ行く 何を捜し求め 
人よ人 どこへ行く 何を尋ね歩く 

君が泣き出すと 僕も泣き濡れる 
もろい弱いものさ 人の心なんて 

涙そのうちに 流れ枯れ果てる 
そこで判るのだろう 誰も一人じゃない 

風よ風 どこへ行く 何を捜し求め 
人よ人 どこへ行く 何を尋ね歩く
 
風よ風 どこへ行く 何を捜し求め 
人よ人 どこへ行く 何を尋ね歩く

 

◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説8~1996-1999

 

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