「2016年1月25日(月)松山千春オフィシャルファンクラブ・千春を見守る会 『Member's Meeting 』 二トリ文化ホール その10」S3527-10
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◇更新履歴
V1.0:2016.01.29 初稿
V1.1:2023.01.25 是正
◇簡易リポート
■松山千春オフィシャルファンクラブ・千春を見守る会 『Member's Meeting 』
その9からの続きです。
09. ライブ
09-13. アンコール
カーテンコールの中、21:05:18 メンバーたちがスタンバイ。
夏目一朗が、千春さんをさらにアツく向かい入れましょうの意を合図する。
拍手と、千春コールが強まりました。
9曲目、楽器は違えどオリジナルイントロから始まった「長い夜」。
客席は、何の躊躇なくきれいに総立ち。
イントロ後のリズムリフレインで千春が登場。
最後のフレーズを歌い終わり、千春の「どーも」に合わせるように演奏が終わりました。
21:10:15に千春はステージをはけ、
直後に、木村アナが登場してライブは終了しました。
10. ライブの補足と感想
10-1. ライブ衣装
木村アナとのトーク後に着替えた衣装。
・黒のジャケット(肩周辺に模様あり)
・白のトータルネック
・紺のスラックス
・黒の靴
・眼鏡
ライブの後の握手会も同じで、
スポーツ紙で取り上げられた写真http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12122018996.html の衣装がそれです。
10-2. 「雪」
当日の札幌、午前10時から午後にかけて雪が降り始めました。
降るというよりも舞うという感じ。
ホテルから見たその光景が浮かんで印象的でした。
また、雪は自身の再生を意味する。
デビューのころから歌う曲は、その日の天候など考慮し当日の一時間前ごろ決める。
とった言葉と相まって絶妙な選曲に思えました。
10-3. 「冬の嵐」
ハワイアンレゲエ風にアレンジされた「Look me」も新鮮でしたが、
思いもしなかった曲が、おそらく初演であろう「冬の嵐」。
初演ということだけでも感慨深いのに、
前日からの大寒波と大雪警報。
交通の乱れを危惧していた自分にはより響きました。
10-4. 千春の言葉の肌触り
「旅立ち」前のMCは居合わせた誰もが心を鷲掴みされたと思います。
僕は一曲目が終わった冒頭の、言葉を選ぶような間の取り方で真摯に語る挨拶から心打たれてしまいました。
「今日は見守る会のみんなが作ってくれたステージですから、好きなように歌わせていただきます」など、
会場に来られない方々に気遣いながらも、
千春自身にも、いつも以上に客席に対する信頼、安堵感もあったのでしょう。
普段のコンサートでの言い回しが違った。
「お前、お前たち」といった言葉の肌触りが、
いつも以上に優しく、意味をもっているように思えた。
そう自分が、思いたいだけかもしれないませんが。
10-5. 「生命」
2006年1月25日から10年。
その間で痛烈に悔やんだこと。
それは、己の家族に対する愛情の乏しさを、母が倒れるまで気付かなかった愚かさ。
何度もステージで親の愛情について語り、歌い続けてきた「生命」。
僕は、千春のうたの何を理解していたのだろう。
そう微睡のような煌めく空間の中で悔悟した。
そして悔悟と同じくらい
松山千春の偉大さを感じ泣いた。
10-6. 「大空と大地の中で」
「生命」の時点でメモはふにゃふにゃ。
この日ほど一緒に「大空と大地の中で」を、
一緒に歌いたいと思ったことはなかったです。
けど声にならなかった。
10-7. 「真っ直ぐ」
デビューのころから一貫して変らぬ真っ直ぐさ。
松山千春の生き方や人間性を知らない人たちにとって、
理解されにくい歌なのでしょう。
けど、千春の40年間の想いを云いえた歌だと、
今更ながら感じた。
10-8. 「旅立ち」と、歌わずとも・・と思えるライブ。
あえて書くこともないとは思うのですが。
あの空間に居合わせた人のみならず、
千春を見守ってこられた方々は同じ思いを抱いているはずだと思います。
十勝でのライブでも感じましたが、
すべてがパーフェクトなライブでした。
「大いなる愛よ夢よ」のイントロに感じた、
歌わずとも・・・。
冒頭から積み重ねられていった、
送り手(千春、メンバー、スタッフ)と、来場者ひとりひとりの思いが織りなすライブ。
走馬灯のように、
瞳に映し出される千春の半生と、真っ直ぐな歩み、そして自分自身の過去と今。
そして、
客席にいた誰もが抱いたであろう、
張り裂けんばかりの千春への感謝の念。
この日の「旅立ち」は、ライブは、
歌わすともパーフェクトと思える永遠の調べでした。
◆その11に続きます。
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