「松山千春 『忘れたい夜』に思うこと~松山千春 全作品解説314~V1.2」S3102/R

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.7.09 初稿
V1.1:2016.2.08 ミュージシャンと文章を追記
V1.2:2016.2.11 ミュージシャンを追記


■ 「忘れたい夜」 編曲者:松原正樹
1982年5月21日発売のアルバム『大いなる愛よ夢よ』のLP B面1曲目(CD 6曲目/全10曲)。


・楽曲試聴
http://music-book.jp/music/Artist/428033/Music/aaa0o96l


◆レコーディングミュージシャン
01. ギター(AG):笛吹利明
02. ドラム:島村英二
03. ギター(EG):松原正樹
04. ベース:長岡道夫
05. キーボード:奥慶一
06. .パーカッション:斉藤ノブ

 

**. ストリングス:KATOH JOE Group、tomato strings
**. サックス:ジェイクH・コンセプシオン (Jake H.Concepcion)

**=アルバム『大いなる愛よ夢よ』全体のクレジット

◆2016.2.8 夢野旅人

松原正樹氏の夫人 ・南部昌江さんのFacebook。

1月31日付のコメントを読んだあと。

ユーチューブにある松原氏の演奏をランダムにきいていた。

様々な思いのなか、そろそろ閉じようとしたとき。

馴染みのあるフレーズが聞こえてきた。


「長い夜」のギターイントロとアウトロ。


瞬時に身体が反応した。

プレイヤーによってこんなにも違うものなのか・・・。

久しぶりに味わった感覚でした。

 

松原氏が千春のツアーとイベントに参加したのは80年前半に数回ほど。

最後の共演は1991年夏、1992年初頭のデビュー15周年記念ディナーショー。

そのときは「長い夜」は演奏されていない。

 

奇蹟を信じて願うなら、

千春の40周年イベントでもう一度、

松原正樹の弾く「長い夜」をききたいです。

 

◆2015.7.9 夢野旅人

6月、ギターリストの松原正樹氏が、病気療養のため、7月に予定されていた八神純子とのステージや、フュージョン・フェスティバルの出演をキャンセル。 

一日も早い復帰を望みます。

 

松原正樹(1954年6月27日生/福井県出身)。

1974年にハイ・ファイ・セットのバックバンド・ガルボジンを結成。

1979年にPARACHUTE(パラシュート)を結成、80年から82年の活動休止まで5枚のアルバムをリリース。

 

PARACHUTEのメンバーは、

彼のほかに、林立夫(Dr)、斉藤ノヴ(Per)、マイク・ダン(B)、今剛(G)、安藤芳彦(Key)、井上鑑(Ker)。

 

この中で千春のアルバム『大いなる愛よ夢よ』に斉藤ノヴが参加。

ツアーには、マイク・ダンが参加している。

 

松原正樹が、編曲した千春の作品は現在までに7曲http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11492276693.html

「サンバ」や「流れ星」、「ひと夏の恋」など6曲がミディアムテンポないしアッパーなナンバー。

この「忘れたい夜」が、唯一のバラードである。

 

「忘れたい夜」。

初演はリリースから4年後の86年秋。

本編一部のラストでレギュラーで歌われている。

 

女に疲弊した心と身体をあずけて、

戦うことも 生きることも忘れたい夜と歌う「忘れたい夜」。

 

この唄のように格好良くないけれど、

男は誰しも思うことでしょう。

 

男も女にやすらぎを求めている。

 

~男は女に言わないことが多いから

疲れているのなら だまって抱いていよう

おそれているのなら いつまでも 抱いていよう~


と優しく囁いてくれる中島みゆきの「わたしの子供になりなさい」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12025792881.html

 

この曲をきいたとき、

「忘れたい夜」と対となるアンサーソングにきこえたものです。

 

女性には理解しずらいと思いますが、

分かってもらいたい男の心理だと、「忘れたい夜」を聴くたび思うのです。

 

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