「中島みゆき『わたしの子供になりなさい』に思うこと~中島みゆき作品解説7~」S2974/R
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■ 「わたしの子供になりなさい」 編曲者:瀬尾一三・デヴィッド・キャンベル
1998年3月18日発売の25目のアルバム『わたしの子供になりなさい』のA面1曲目(全10曲)
◆ミュージシャン
01. ドラムス:グレッグ・ビソネット
02. ベース:ニール・スチューベンハウス
03. ギター(A.G):ディーン・パークス
03. ギター(E.G):Micheal Thompson、Solo:Dean Parks
04. ピアノ:Jon Gilutin
StringsArrangement & Conductor:デヴィッド・キャンベル
◆2015.5.12 夢野旅人
「わたしの子供になりなさい」。
究極のタイトルである。
私、包容力のある人が理想です。
物心ついたときから男は幾度となく聞かされる。
~男と女 それを包み込むものは何?
互いの優しさ? それとも思いやり?
そんな簡単なことではないと思う
愛はそんなに素直じゃない
だからお前が包み込め もっと俺を包みこめ
(長渕剛「少し気になったBreakfast」)~
だけど、それは女に限ったことではない。
男も女に包容力を求めている。
けれど男は、
そんな本音を口にしないし、できない。
できるのは、作家くらいなものだ。
ましてや、
女がそんな男の心理を理解できるとは到底思えない。
なのに中島みゆきは、いとも容易く云い当てる。
~男には女より泣きたいことが多いから
あなたが泣くときは わたしは空を見よう~
~男は女に言わないことが多いから
疲れているのなら だまって抱いていよう~
そして、優しく囁いてくれる。
もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで
私の子供になりなさいと。
その歌詞を、歌声をきいたとき、云いえぬ安らぎを覚えた。
それはきっと、
母の胎内に宿っていたときの安らぎに似ているのだろう。
人は女から生まれてくる。
全ての男は、女の子供である。
男が女に勝てるはずがない。
そのことを本能的に分かっているから、
男は女に負けまいとする。
虚勢を張る。
そんなことが脳裏によぎった。
と、同時に、
私の子供になりなさいと、唄っているが、
本当は、この女神のような女性自身も、
あなたの子供になりたいと云っているようにも思える。
男も女も、人は、そんなに強くないのだ。
互いが互いを、
親を慕う子供、子供を想う親のようにいたわり合えたのなら。
そんなふうに、この曲をきくと思うのです。
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