「松山千春 『燃える日々』に思うこと~松山千春 全作品解説307~」3095

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.07.06 初稿

V1.1:2021.07.06 歌詞、所有アルバム画像、新規記事等を追加

V1.2:2021.07.14 千春のコメント記事へのリンク


◼️「燃える日々」 編曲者:飛澤宏元
1985年11月10日発売の20枚目のシングル

 

◇松山千春選曲ベストアルバム『風景』DISC-2の9曲目

 

◇ライヴ音源

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1987年10月25日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結Ⅳ』アナログ盤A面5曲目(全12曲)

 

◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--

 

◆所有アナログ・シングルレコード



◆プロモーション盤


 

◆2021.7.6、7.14追記 夢野旅人
2021年7月4日放送「松山千春ON THE RADIO」。
6月30日に、1年半ぶりのコンサートツアーを終えて、春のツアーを振り返るとともに(ツアースタート前に作られたセットリスト案のプリントを用意)ツアーで歌われた曲の中から、「クレイジー・ラブ(本編一曲目)」、「燃える日々(本編一部)」、「生命(本編ラスト前)」、「流浪(本編ラスト)」の順で、4曲がかかりました。

 

※放送でのコメントは、下記リンク記事の第2項にあります。

 

◆2015.7.5 夢野旅人

1988年2月に放送された「ウイークエンド・ライブ・スペシャル(第2部)~松山千春コンサートツアー'87~」

を、きいた。


2年前に書いたとおり、巻き舌で畳み掛ける「砂の上」

のグルーヴ感は凄まじい。

「旅立ち」にしても「銀の雨」も、あの音源をきくと、名曲だとつくづく思う。

 

その中で「燃える日々」も歌われている。

1987年夏のイベントで知り合った仲間のひとりが、ライブでこの曲のイントロが流れると必ず涙ぐみ鼻を啜る。

この日(収録日1987.12.2)も自分より後ろの席で鼻を啜って違いない。

 

その旧友が言うには、「燃える日々」がリリースされる頃が、彼女にとって、人生で一番辛い時期で、この曲に、松山千春に励まされたという。

 

自分は「燃える日々」をきいて、琴線に触れたことがない。

苦しそうな表情で熱唱する千春の姿は好きなだが、この曲に限っては、音符どおり歌っているにもかかわらず、歌声がふん詰まったようにきこえる。 

聴いていて今でも、息苦しくなる(一時期「愛ははかなく」もそう感じた)。

ま、それは自分特有な感じかたたのでしょう。

 

リリース前。

ファンクラブマガジンでのこの曲の紹介で、

あの「銀の雨」をも超える名曲(要約)とあった。

その一文で、ぐっと新曲への期待、ハードルは高くなった。


「銀の雨」を彷彿させる松山千春のラブソングの真骨頂な作品。

しかし、当時のファンにとっては、「旅立ち」と「銀の雨」は、別格の領域にあった。

書き手が本当にそう思ったなら仕方ないが、ちょっと安易だなと。

 

最近、ステージでよく歌われている感があるが、

90年代までは、(ツアーでのレギュラー、フルコーラス)85年秋、87年秋、90年秋の3回。

その後、2002年春までコンサートツアーでは歌われていなかった。

 

しかし1992年秋から、「恋」に出てくる男女が、その後どうなったかと。

「恋」→「電話」→「燃える日々」をワンコーラスずつ紹介するようになつた。

 

その集大成が2009年春。

本編一部で、フルコーラスで3曲続けて歌った。

2012年夏の十勝でも、同様に歌われた。

近年は、よく取り上げられている。

 

自分とって「燃える日々」は、さして思い入れはない。

冒頭のラジオ音源を何度も聴いてみたが、浮かぶのはこの歌を聴きながら、涙ぐみ鼻を啜る仲間の姿。

 

けれど、聴く人によっては「銀の雨」をも超える名曲なのだろう。

 

リリース当時に、オリコンウイークリーの企画で月に一度、オリコンの会議室で読者数十名が参加する、新曲視聴会があった。

その日の参加者の感想が後日、誌面で取り上げられる。

 

そこに千春の「燃える日々」があった

本来、こういった唄が名曲といわれるものだろう。

そんな名曲が売れないといけない(要約)。

 

といった文書があった。。

その一文が30年経った今でも、頭から離れない。


投稿者は特段、松山千春のファンでなく音楽ファンなのだろう。

でも、そんな人たちに、そう綴らせた「燃える日々」は名曲なのでしょう。

 

◆歌詞

ささいなことに 涙を浮かべ 

貴方を少し 困らせて 
甘えたはずの 私がいつも 

あやまっていた あの頃は 

誰もが二人 お似合いだねと 

ひやかされては 照れていた 
若すぎたとは 思わないけど 

愛しすぎたら 悲しくて 

 

もしも私に 青春と呼べる 

季節があると したならそれは 
貴方と二人 肩を寄せあい 

愛を育てた 燃える日々 

あれから幾度 ほかの誰かを 

好きになろうと 無理をして 
ひとりになると とても怖くて 

泣き虫なのは かわらない 

お願い誰も 笑わないでね 

今でもこんな 想いでいると 
もどることなど できないだから 

忘れたくない 燃える日々 

もしも私に 青春と呼べる 

季節があると したならそれは 
貴方と二人 肩を寄せあい 

愛を育てた 燃える日々

 

◆1985-1987 松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説4~ インデックス4 (1985~1987)

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