経済の世界は、リスクを取ってもいいと思う人が、リスクを取りたくない人から、利益を吸い上げるようにできている。このことが、今はよりはっきりと現れつつあり、現在、その気づきの効果が大きい。」  『経済評論家の父から息子への手紙』山崎元  

 

 

先日、お亡くなりになった、経済評論家の山崎元氏の最新本の中の言葉。かなり重要なフレーズなので、今年、就職する長女に伝えた。

 

我が家では娘たちに金融教育を実践で教え続け、ジュニアNISAの中身も娘たちには自分のPCで開いて見れるようオープンにしていた。

 

長女が社会に出るための軍資金、これから自分の判断で投資していく種銭として親が蓄えた元金300万円は、今現在389万円になっている。今月も順調な相場なら400万円にのせるかもしれない。

 

30代で800万円、40代で1600万円、50代で3200万円、60代で6400万円という複利の考え方も何度も教えている。短期の投資では、超一流の大学を出てゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなどの霊長類最強のトレーダーには絶対に勝てないので、超長期の運用をするように伝えている。

 

当面、家から通うので3万円を家に入れる。その分の一部も投信つみたてしようかと娘とは話をしている。それと会社に入ってから加入する確定拠出年金。これについても娘はかなり理解している。

 

我が家の基本スタンスは、極めてシンプルな Just Keep Buying だ。「長期、分散、低コスト、つみたて」を愚直に行う。

 

昔、世界経済フォーラムのヤンググローバルリーダーでもある勝間和代氏が、「資本主義は、頭の悪い人から、 頭の良い人に お金が移動する しくみのことである」 と言い切っていたが、我が家ではその考えを否定したい。

 

我が家では家族全員で、頭は並でも適度にリスクテイクできる常識的な感性さえ持ってシンプルな方針に則って愚直に行動すれば、加速化する強欲グローバリズムの嵐の中でも生き抜くことができることを証明しようかと思っている。

 

なんてね・・・。モンキーオヤジの戯言ですた。