【気がつけば原始】
魔王城でゲートに吸い込まれ、気が付くと…イオカ村の酋長のテントの中でした。
エイラ「クロ 気付いたか!」
ルッカ「エイラ!?」
エイラ「エイラ 会いたかった。不思議山 行った。お前達 倒れてた。エイラ 一人で みな かついで テント 連れて来た」
さすがエイラ、一人で全員を担ぐとはΣ(・ω・ノ)ノ!
エイラによると、倒れていたのはクロノ達だけで、それ以外(魔王)は見ていないといいます。
カエル「……逃がしたか」
ルッカ「そういえば、魔王が言ってたわね。ラヴォスは、はるかいにしえより存在するって……」
エイラ「ラヴォス?それより ゆっくり休め。お前達 傷だらけ」
エイラの好意に甘えて、とりあえず休むことに
次の日…キーノがやってきました。
キーノ「元気か クロ達。エイラ 今 大変。ラルバの村 捜してる。ラルバの村と 力あわせ 恐竜人と 最後の戦い やる!恐竜人 ほろぼさなければ キーノ達 ほろぶ」
そこへ村の男が入ってきました。
「キーノ!」
キーノ「どした!クロ達 休んでる。しずかにする!」
「北の森 メラ!メラ!!メラ!!!」
それを聞いたキーノは、慌ててテントを出て行きました。
燃えているという、北の森へ向かいます。
イオカ村では、人々から、空に浮かぶ赤い星の話が聞けます。
「空 ひるでも 見える 赤い星ある!」
「赤い星 だんだん 光 強くなる!ふきつ……」
この赤い星とは一体…。
物々交換所では、交換できる武器が新しくなっています。
以前恐竜人アジトで、エイラに色仕掛けをさせて手に入れていれば、必要ありません。
また、この時点以降に中世へ行くと、魔王は倒されたことになっていて、中世は平和になっています。
北の森は燃えた後で、そこにはラルバ村のやけ跡がありました。
中に入ると、村人の少年が近付いてきて、
「キーノ 恐竜人 さらわれた!恐竜人 さらった者 みな殺しする!たいへん!たいへん!」
と言われます(゜д゜;)
村の奥に行くと、エイラと村の長老の姿がありました。
エイラが恐竜人につけられたせいで、ラルバ村がこんなひどい有り様になったと、長老がエイラを責めています。
エイラ「……すまん……、エイラ うかつ……」
長老「恐竜人 たてつく おろか!だから ワシら かくれてた。だが エイラ いっしょに戦え 言う……エイラ こんな目 あっても 戦え 言うか!?」
エイラ「生きてるなら エイラ 戦う!勝った者 生きる。負けた者 死ぬ。それ この大地のおきて。恐竜人も エイラ達も 生き物 みな このおきて さからえない。
長老 お前達 生きてない。死んでないだけ」
このエイラのセリフ、深いですね。
長老「エイラ お前 強い……だから そう 言える。ワシら 力 ない……」
エイラ「それ 違う!力あるから 戦う 違う。戦うから 力つく!エイラ達 力 かす。だから プテラン!プテラン 今 必要。プテラン かしてくれ」
長老「プテラン……?ティラン城 乗り込む気か!?あそこ 恐竜人の城。キケン!いくらエイラでも!死にたいか?」
エイラ「違う 生きたいから 行く。エイラ だいじょぶ。たのむ!」
長老「……わかった。プテランの世話してる者 伝えておく。プテランの巣 行く。気をつける エイラ!」
エイラ「長老 助かる!」
エイラは村を出て行きました。
エイラを追って、プテランの巣へ。
プテランの巣の頂上へ行くと、プテランが飛んで来るところでした。
エイラに近寄ると…
エイラ「クロ!!」
ルッカ「一人で行くなんてみずくさいんじゃない?」
エイラ「ダメ!ティラン城 危険!!みな 死ぬかもしれない!!!」
ルッカは首を振り、
ルッカ「……おんの売り逃げってのは気に入らないわ。ね、クロノ?」
クロノもうなずいています。
エイラ「オマエら……」
ルッカ「さ、行くわよ!いざ、ティラン城へ!!」
プテランに乗って、ティラン城を目指します。
その空には、赤い星が輝いていました…。
次回へ続く…