シェーンベルクシリーズvol.3 終わりました | 須藤千晴 official blog

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1月17日(土)シェーンベルクシリーズ第3回目(ピアノソロ、4手連弾&2台ピアノ)が終了しました。

シェーンベルクの魅力にはまりこんでいく方が少しずつ少しずつ増えていっていることに、密かな、そして深い喜びを感じております。

笑。

いらして下さった方々、いつも応援して下さる方々、ベーゼンドルファーのスタッフの皆さん、関係スタッフの方々、そして共演の冨平恭平さん、本当にありがとうございました!

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「4手のための6つの小品」(連弾)に始まり、シェーンベルクの代表的なピアノソロ作品である「5つのピアノ曲op.23」、そして今回のメイン曲となった「室内交響曲第1番op.9」を2台ピアノで演奏しました。

シェーンベルクマニアのお客様もいらっしゃれば、そこまで詳しくないけれど浄夜あたりまではなんとなく好き、という方々、そして今回初めてシェーンベルクを聴く!(特にop.23の最後のワルツは十二音技法ですが十二音技法って未だになんだか分からない!)という方もいらっしゃる中、このようなプログラミングでどのようなリアクションを頂けるかは私にとってかなり未知の領域でした。

結果、そんな私のちょっとした不安をよそに、特に音楽的情報量が洪水のように溢れ出る作品→室内交響曲はスリリングな演奏をとても楽しんで頂けたようで(作品が素晴らしいので当然かもしれませんが)、、嬉しかったです。。。

もともとは15楽器のために書かれた作品ですが、色々な楽器の音が聴こえてきた、オーケストラを聴いているようだった、音楽は複雑なのかもしれないけど、痒いところに手が届いてくるようなめちゃくちゃ気持ちのよい曲でした!(笑)、とにかくかっこよかった・・・など、色々な感想を頂いて、、

正直、室内交響曲は練習段階からかなり大変な作品で、op.23ももちろんですが、このシリーズに対して本気で取り組んできたことがこうして少しずつでもお客様に伝わっているのかもしれないと思えたことがこの上ない幸せでした。

ベーゼンドルファーサロンでのコンサートの素晴らしい要素の1つは、インペリアル(model290)の奥深い響きをあれだけの至近距離で堪能できるということ。
そして今回は2台ピアノのセコンド用にヨハン・シュトラウスモデル(model200)を横並びにして頂いて演奏したのですが、想像以上に響きの調和と2台のバランスが素晴らしくて、感激しながら演奏していました。本当に贅沢な空間。。
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素晴らしい調律、調整をして下さったベーゼンドルファーの井上さん、いつもありがとうございます!


共演してくれた指揮者でピアニストのとみーさんこと冨平恭平さん、抜群の安定感で支えて頂いて、本当にありがとう!!
大変な曲でしたが、リハーサルからとても楽しかったです。

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こんなにさらったのだから、あと2~3回は本番したいね!と話していますので、ぜひ2台ピアノのコンサート企画、どなたかよろしくお願い致します!笑




次回2月21日はシリーズ最終回となります。
ラストは1人寂しく(?)ピアノソロで締めくくりです!

ぜひお越し頂けましたら嬉しいです。