我が家では、何種類かの手作りスイーツがおやつの時間をにぎわすのは当たり前の光景になっています。
それもこれも、母(調理師・栄養士取得済)が食へ貪欲な人だからなのです。

私の15歳の誕生日のこと。当時外に働きに出ていた母は、テーブルの上に500円と書き置きを残して仕事へ行きました。

「500円で小麦粉を買って自分でケーキを作って食べて下さい。P.S.いちごはあります」

自転車で近くのスーパーまでバイオレット(小麦粉)を買いに行き、3ホール分のデコレーションケーキを作り、5本ずつろうそくを立てて一人夜に火を消したこと……今でも思い出に残っています。

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昔からありとあらゆるお菓子を手作りして食べさせられているからか、私は外でケーキを食べることがあまりなく、宅配ピザを注文して食べたのも大人になってから。
お陰で味覚や嗅覚などの五感が鋭くなりすぎてしまい、東京では生きづらいと思うこともしばしば。(英才教育も考えものです)

そんな私が、見目麗しい男子の『ひとりでできるもん!』である『グレーテルのかまど』を金曜日に楽しんで見ていると、母親が一緒に見だして今ではかなりハマっているご様子。(今では再再再……放送であるにもかかわらず)

中でも私が食べたかったのは「レモンパイ」。
「痛いほど鋭いレモンの酸味と歯が震えるほどの甘いメレンゲ」。


食べたいときは、唱えるのです。
レモンパイ食べたい。レモンパイ食べたい。レモンパイ食べたい。

(アルカナ・ファミリアをプレイしている時もラザニアとリモーネパイが食べたかった)

出てきました。(我が家では唱えると出てきます)
いただきます。

…………

あ、あまい!!! 頭痛いくらいあまい!

公式HPにはグラニュー糖100gとレモンカードの作り方に書いてあります。
入れすぎだろ!!!
あまくてしんじゃう!!!

次は甘さ控えめでお願いします。

ちなみに母はMAHO-TUKAIさん(通称ティファールの人)のファンでした。
引退されたのを非常に残念がっています。


一緒に作ったブルーベリーチーズタルト。
こっちはまぁ、うまそうである。