こんにちは♪
発達障害のある子どもたちのための
自己肯定感を高める音楽教室
ツナガリ Music Lab.
教育コーディネーターの
ぬー(仲摩千陽)です。
「子どもを褒められない自分を責めてしまいます。」
「褒めてあげたいんだけど、いいところが見つからないんです。」
今までにこういった悩みを持つお母さん。
たくさん出会ってきました。
まずお子さんを「褒めよう」と思ったら…
「行動を実況中継してみる」ということを
オススメしています😊
スムーズに褒めてあげられないと感じるときは
自然と「褒めるハードル」が
高くなってしまっている
ことがあります💦
それはつまり「褒める」ということが
「何か良い結果が見られた時」だけに
なっていることが原因かも、、
これはちょっぴり危険です
なぜなら
良い結果だけを褒められると
子どもたちの行動の基準が
「誰かに褒められるため」
になってしまうからです。
これって、少し苦しいですよね💦
せっかくの良い行動も
褒められなければ長続きはしません。
子どもたちに必要なのは
「自分で自分の行動を褒める(認める)」こと。
そして
様々なことにチャレンジし
成功したり、失敗したり・・・
そんな経験を、安心して積んでいくこと。
これを繰り返していくことが
「自分を信じる」という自信を育むこと
「自己を肯定する」自己肯定感を育むことへと
つながっていきます。
そのために
大人ができることこそが
子どもたちの行動を
見たままに「実況中継」することなのです。
例えば、食事した後の
食器を片付ける姿を見ながら・・・
「お!◯◯ちゃんが、自分でお皿を持って行ってる〜!」
部屋の電気を自ら消した時は
「部屋の電気、消してくれたんだ〜!」
という風に。
「うちの子はそんな行動すらしないのに💦」
と思ってもご安心を。
つまり、子どもの様子を
さらに細かく見るようにしていくのです〜
以前、こんなことがありました。
友達の消しゴムが机から落ちて
コロコロと床に転がっている・・・
それに気づいたものの
拾うことに躊躇していたお子さんがいました。
その子は
おとなしく、引っ込み思案。
自信をもって行動することが少ない…
大人の気持ちとしては
「いやいや、すぐに拾ってあげようよ!」と
言いたいところかもしれませんが
ここはグッと押さえます!
さぁここでも実況中継。
「あ、今、消しゴム落ちたことに気づけたね〜!」
(お子さんの表情に安心感が漂います)
その後の
「拾ってあげる」行動は
大人が行動で示すことで、十分な手本となります。
(言葉よりも行動で示す方が、子どもたちにとっては伝わりやすいです♫)
とにかく「気づけた」行動を認める声かけをし
その後は大人でフォロー。
他の場面でもチャンスがあれば
繰り返していきました。
数ヶ月後には
その子が自ら行動へと移せるようになったことは
いうまでもありません。
そして
忘れたくないのは
大人と子どもの基準は違うということ。
大人にとっては
「褒めるまでもない」と感じる行動でも
その子どもにとっては
その時にできるベストな行動
なのかもしれません。
大切な瞬間を見逃さず
次のよりよい行動への意欲につなげるためにも
行動の実況中継は
おすすめです♪
きっとお子さん一人一人にあった
成長ポイントがきっと見つかるはず⭐️
同じような悩みをもつ方へ
参考にしてもらえると幸いです🥰
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
(HPはhttp://www.tsunagari-music.jp)
(代表武藤のブログはこちら発達障がい児の自己肯定感を高める音楽教室【神戸垂水・西宮夙川】)