おはようございます!今日は終日、仙台で第15期のヒプノセラピスト養成講座を開講しています。ヒプノセラピスト養成講座はこの3年間で、東京・仙台・韓国と14期のべ73名の方に受講いただきました。今年後半は、東京で第17期を計画しています。
今日は使命について、ちょっとお話してみたいと思います。
わたしの前々職は証券会社で株や為替を売買していたのですが、その時にはそれが天職だと思っていました。
前職の外国政府観光局でマスコミ対応のPRをしていた時にはそれが天職だと思っていました。
出産後、本当は、前職の経験を活かして、PRの会社を作ろうと思っていました。
でも、あらゆる流れが、結果的に
今の仕事に自分を導いてくれました。というか、次々に障害と不都合が発生し、半ば強制的に他の選択肢を手放すことになり、ぎゅんぎゅんコーナーに追いつめられていきました(笑)
「あなたは全く気づいていないかもしれないけど、あなたが行くべき道はこっち!」と示されたようでした。
以前のように、仕事を職業として見ていたときとは異なり、今自分のしている仕事が天職かどうか、
15年以上たった今でも、わかりません。
目の前の仕事に心から取り組んでいる自分がいますが、どこかで、数年後には全く違うことをしているかもと執着のない自分もあり、その両方を面白がっている自分もいます。
使命=職業ではなく、職業は使命をこの世で花開かせるための便宜上の「手段」にすぎないんですよね。
また、使命なら何もかも楽にうまくいくかというと、そんなことはなく、天が全面的に「うまくいく」とか「楽に成功できる」ことを保証してくれたりはしません。
この現実世界で「うまくやる」ためには、現実世界のゲームのルールを学んで、うまくいくようにしていかなければならないのは、自分の責任なんです。楽しく、全力で。
使命というのは、何だかんだ言っても結局そこに戻ってくる、結局好きだからやめられないこと、だけどそれを続けていくためには、自分を人間的に成長させないと立ち行かない局面が何度もあります。つまり使命は、現実というゲームで、自分を最も成長させてくれるものでもあります。
小さい自分の枠や制限を外して、自由になって、しなやかに強くなって、本来の偉大な自分に気づき、楽しく幸せに生きること。それが魂の喜びだから。
もし私たちが無我夢中で、できうることは全部やりたおしたならば、私たちの98%の行動に、2%だけ天の力が味方してくれると思います。2%だけでも物凄い奇跡です。
だから自分で自分を信じられていないとき、自分に迷いがあるとき、自分で自分の納得のいく行動ができていないときに、天が応援してくれないのは当たり前なんですね。
仕事で停滞してしまって、考えうる努力ではいつまでも打破できなかったら、小難しいことをいつまでも考えていないで、シンプルな原点に立ち返ります。
どうしたら楽しい?
どうしたらワクワクする?
どうしたら気分が上がる?
仕事がうまくいっていないときには、不安や心配や焦りから、
こういう場合は~するべきなのでは?自分にはこれが足りないのでは?これが常識、これが普通なのでは?これをしたら人からどう思われるだろう?
と、どんどん自分を疑ってしまい、どんどんつまらなくなり、どんどん小さくまとまり、苦手だからとか性格だからとか、言い訳のオンパレードになり、ことごとく選択を間違います(笑)
だから、仕事に直結することではないことから毎日、毎日、ひとつひとつ、注意深く、
どちらが楽しい?
どちらがワクワクする?
そっちを選ぶようにします。
そして、「こんな状況で、そんなことをしている場合じゃないぜ!」という時ほど、そんなことを自分に許します(笑)
すると、いつのまにか硬くなって縮こまっていた自分の頭と心に、創造性の風がブワっーと入ってきます。
で、気づきが訪れます。
あ~自分らしくなくなってた。
あ~大切なことを見失ってた。
あ~自信がなくなってた。と。
一気に霧が晴れて、何が大切なのか、目の前の道がはっきりと見え始めます。
壁にぶつかったら、自己成長と拡大のチャンスです。抜けるまでが苦しいですけどね。あきらめないで、全力でもがきます。もがいて、もがいて、結局は最後の脱力に行き着くんですが(笑)
自分の仕事を面白くするか、つまらなくするかは案外、自分次第なのではないか。と思います。