【期間限定】職場ハラスメントの体験談

【期間限定】職場ハラスメントの体験談

23歳の私が経験した職場ハラスメントを振り返る期間限定シリーズです。人生を前に進めていた私。退職から8年の時が経っていた。そこで私は1人の同期と再会していた。第5章スタートです。

第3章で、私は会社を辞めました。
第4章で、傷を癒さず蓋をすることで人生を前に進めました。

私はその傷に直接触れることなく、自分の人生を前に進めていきます。

第5章は、ある同期との再会の物語です。


第1章(mixi日記バックアップ)→第2章(光と影)→第3章(崩壊)→第4章(ハラスメントからの回復)→第5章(イマココ)→最終章


「そういえばのぉ、ちむ。お前からもKに言ってやってくれ。あいつ、ずっと1人でいてさ。誰とも話をしないんじゃ。もっと他の社員と話しろ、って言ってやってくれんか?」



K…くん…?



懐かしすぎる名前だった。


同期の子で、研修中はよく話したなぁ。
ヤン車乗ってたなぁ。
そっかー、まだいたんだね。
頑張ってるんだ。


私の中でのKくんは、“新人時代のKくん”になっていた。



はい、と課長に言ったものの。
Kくん、私のこと覚えてんのかな?
私は検査室の小窓越しにKくんを眺めた。


Kくんは26歳になっていた。

溶接の一番端っこがKくんの席。
あの頃と一緒だった。


仕事時間中は近づけないので、10時からの10分休憩を待った。


休憩を知らせるチャイムが鳴る。


溶接のマスクをとるKくん。


わ…わ、大人になってるー!!!

そこにはますますイケメンになったKくんの姿が。


でも、Kくんは休憩に入ると喫煙所に行こうともしない。
他の溶接メンバーと話そうともしない。

近づくなオーラを全面に出して

感情のない顔でタバコに火をつけだした。

完全に一匹狼だった。


あのころのニヤニヤしていたKくんじゃなくなっていた。
もう別人だ。


課長〜!
自分で言ってよぉー!
なんで8年前に辞めた私にこんな役押し付けるのよぉー!
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これ、バックアップに載せてなかった気がするので、


載せますね!


短いですが、2本載せます。


入社して3ヶ月ごろのmixi日記


今日はRさんが欠勤だったので、

Eさんと2人でお弁当を食べることに。

高校の話とか大学の話とか

じっくりしようかなぁと思っていたのに…

斜め前のKくんが振り返ってきて、

「ねぇねぇ、ウィルコムてさ、

 買うといくらくらいかかるん?」

と、ウィルコムの話はじめるし…。


お前、

金無いっておととい言ってたじゃんか。


節約しろよ、節約!!!! 



そもそも金がないのに、


毎日タバコ吸ったり、


毎日自販機でジュース買って飲んだり、


車内にブランド物の香水置いたりするのが


間違いなんだよ!!


で、金がないくせにヤン車をさらに改造してたからね。


で、「あー…改造費のローンが増えたぁー」って。


当たり前だろ!!!


工場の入り口が坂なんだけど


改造してヤン車を更に車高短にしててさ。


「やっべぇ〜、前さ。擦る」


当たり前だろ!!!



      同じく入社して3ヶ月ごろのmixi日記


今日の昼休み。

私とEさん以外はみんな高卒です。

NくんとTくんの会話。

Nくん「あ~あ、俺、

    大学に行っとけばよかった~」

Tくん「なんでですか?」

Nくん「だって、めちゃ遊べるじゃん」

まぁ…確かに遊べます
汗

すると、Tくんがすごいことを言った!!

大学生だった私とEさんの居るところで

Tくん「大学ってムダですよ」

ちょ…ムダってなによ!!

私「ちょっと、Tくん!
  
  うちら目の前にして

  よくそんなことが言えるね!!」

Eさん「聞き流そうと思ったけど」

私「うちらの4年間を否定したんよ、

  あんた!!」

Tくん「そ…そーゆー意味じゃ

    ないんですよっ!!
あせる



そんな昼休み(笑)。


今でもこの2人が並んで座って会話してる風景は


覚えてる。


車組が各自の車に戻って静かになった食堂2階で


5人でいろんな話した。


Tくんはおじいさんと一緒に暮らしてるって


言ってたかな。(その後一人暮らし)


きっといろんな事情があったんだろうね。


こんなに良い子たちが18歳から働かなきゃいけない


世の中には…遊ぶために大学を2年間も


休学してるヤツだっているのにさ!!


どこの誰とは言わないけどぉ〜


不公平だよ!!



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私があの会社を辞めて8年という月日が経っていた。

私は30歳になった。
そして、娘は1〜2歳。


私は娘を連れて、実家へ里帰りしていた。
でも、ふと思い立ち…会社へ電話をかけたのだ。
結婚式に出席してくださった課長に、娘を見せに行こうと。

電話先で、事務員さんが「え?ちむさん!?うんうん。生産技術の課長さんね、いるよ!是非来てね!」と喜んで迎えてくださった。

私は朝すぐに挨拶しに行った。

「やっほー!課長ぉ〜!子ども生まれたよぉ〜!」

怖い顔の課長が笑顔で迎えてくれた。
「おー!久しぶりじゃの、ちむ。あの旦那さん、まだお前にだまされて結婚生活送っとんのか?」
「騙されてませ〜ん!毎日が幸せって言ってくれてるもん」


課長が検査室に連れて行ってくれた。



検査室は働いていたころと変わっていなかった。


私は先輩方と再会した。


先輩方とは会社を辞めた後も年に数回旅行に行っていたし、私の結婚披露宴にも参加いただいた。
あの課長と同じテーブルだったのが申し訳なかった(笑)

さすがに…妊娠・出産を経て、疎遠になってしまった。


「お久しぶりですー!」
「ちむさん、お久しぶり!元気してた?」
「はい!お二人も元気そうでなによりです」
懐かしい先輩との再会。
会うとぺちゃくちゃとおしゃべりが自然と弾む。


あぁ…やっぱり心地いい


大好きな先輩と座っておしゃべり。


そうしたら…一つの疑問が浮かんだ。

私は…なんでここを辞めなきゃいけなかったんだっけ?


あ、そうだ。
Iさんに意地悪されたからだ


「命の危険があった」ことだけは覚えていたが、あとは“意地悪”だった。
私の中で、あのIさんとの出来事は「大したことない」で、綺麗に蓋をされていた。


帰ろうと、再度生産技術の部屋に行き、課長に挨拶をした。

その時だった


「そういえばのぉ、ちむ。お前からもKに言ってやってくれ。あいつ、ずっと1人でいてさ。誰とも話をしないんじゃ。もっと他の社員と話しろ、って言ってやってくれんか?」


 


Mくん、Tくんはすでに

工場を退職していた。

Nくん、Yくん、Fくんは不明。

Eさんは残っていた。

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