早く息子に逢いたいよ

だから早く時間が過ぎてほしい

なのに

息子が確かに居た日から
どんどん時間が経過して

遠のいていくのがすごい怖い

息子が離れていくような気がして
時が経つのがとても怖い

このジレンマ

あなたを懐かしむなんて

やはりいやだよ

いつまでもそばにいてほしかったよ

私は母の死(息子が旅立つ約二年前)をきっかけに自分史ノートを作ってました
当時、母の経歴など思い出すのに一苦労したからです

私の軌跡(何歳の時どうしてたか)を簡単に年表にして残しておこう

私の死後、こんな経歴だったのねとすぐわかるように

更に簡単な遺書(私はお墓にいれなくていいです、自然に還りますのでどこかに撒いてください、みたいな文章)も書いておきました

私の年齢の欄には職歴、病歴、その年の自分のトップニュース的な事項、そしてもちろん息子のこと、

それに

息子の年齢をばっちり未来まで書いてました


私52歳、53歳、・・・70歳、71歳

息子22歳、23歳、・・40歳、41歳


その時、漠然と自分は71歳までは生きるかなと思ったので

自分71歳、息子41歳とまで記入してました


書いてる時も『ああ、息子も41歳になる日がくるのねー』なんて考えてたりしました




しかしその年表の息子の欄が23歳以降
空白となりました

私の欄は仕事のことなど書いて多少埋まるのに、息子の欄は空欄なんです


なんて悲しいことなんでしょう

そもそもそんな私は自分史ノートを書いて押入れの中に仕舞ってましたが、もしかして息子はそれを見てしまったのかな


遺書めいたことを書いてあり、読んで

ショックを受けたのかな、、なんて

考えたりもします


時、、

時ってなんだろう

時って、、


時、、早く経過してほしいよ
だけど
時、、このまま止まっていてほしい

離れるのは嫌だよー

行かないでー