~人生にしあわせの花束を~

自分の人生を健やかに美しく、鮮やかに彩るために

毎日の暮らしの中のしあわせのひとかけらをお届けします。

 

こんにちは、ちふみんです。

とても久しぶりの更新になりますが、

ご訪問くださり、ありがとうございます。

 

今年の春、私たち家族にとっては様々な変化がありました。

まず3月、息子の大学院卒業式出席で東京へ。

 

ずっとオンラインでお会いした方々と対面で会い、お花見もできました。

初対面での開口一番は、お決まりの(?)言葉「わーちふみん、背がたっかーい!」

ふふふ身長171センチの私、パソコン画面では顔しかわからないですものね。

 

そして肝心の卒業式は雨のそぼ降る中、私も厳粛な気持ちで参列しました。

息子の6年間の学生生活は旅と音楽(とお笑い)を愛し、

真摯に学ぶ友と環境に恵まれ、

専攻した経済学と国際協力学を学び修士論文は優秀賞を頂きました。

 

今日で私の子どもは終わり。これからは尊敬できる年下の社会人として、

対等に関わり合いたいと思った、親と子の卒業の日でもありました。

 

 思えば高校時代から、のんびりのどかな息子の会話の口癖は誰に対しても、

「・・・いいと思うよ。」今回久しぶりに話したら、やっぱり最後に

「・・・いけると思うよ。」「多分、大丈夫。」

小さい頃にかけた、私の否定的な言葉は

記憶から削除されていたようで、ほっとしました。

 

現天皇の妹、黒田清子さんの口癖は小さい頃から

「ドンマイン」(Don't mind)だったとか。

20年ほど前、結婚されるにあたり母の上皇后美智子さまが

「これから何度あののどかな”ドンマイン”を

懐かしく思い出すことでしょう」と語られていたのを覚えています。

会話の最後がポジティブな言葉で終えられると、

これからにどこか希望を見出せますよね。

 

私の中に、バラエティ溢れる

たくさんの「YES」のカードをストックして、

必要なだれかにそっとプレゼントしたいと思う1日でした。

 

そして5月、ゴールデンウィークには息子が5日ほど帰省し、

途上国の鉄道敷設(ふせつ)に関わる仕事のため

マニラかダッカかホーチミン、またはカイロに赴任とのこと。

なんだか行き先ガチャのような・・・笑

(地理の質問、さてどこの国かわかりますか?)

 

4月に初任給をもらったので、とビストロフレンチのデイナーをご馳走してくれました。 

食事も終わりひとこと、「今までありがとう。

これからはなんでも全て、ひとりでやっていきます」

 ・・・って、そんなぁ・・・!

まるで勘当した時(って今もあるのかしら)に言われる捨てゼリフと

さほど変わらない気がして、嬉しい反面とても切ない気持ちにもなりました。

 

子育て経験者のかた、

おむつを替えた最後の日、だっこした最後の日、

手をつないだ最後の日を覚えていますか?

案外、その最後の日は気づかずに隣にスタンバイしています。

そしておむつを替えた、だっこをした、手をつないだ回数は

もう増えないのです。

子育て真っ最中の方はどうぞ今の蜜月を

存分に味わってくださいね。

 

GW最終日は、息子の高校時代のママ友Mさんに誘われて

大雨の中ベートーベンの第九演奏会を聴きに行って来ました。

高校・大学とオーケストラ部だった息子にとって、

いつもいつもクラシック音楽は友達のように傍らにいました。

食後の受験勉強の始めには、静かにやる気になるブラームス、

数学を解きながらのシューベルト(解けないままの『未完成』)、

眠くなったら第九の第3楽章を流しながら30分だけ夢の世界へ。

(これがまたよく眠れるんよ~と言って)

ひとつの音楽で区切りをつけて

彼なりに集中力を保って勉強していたのを

今でも昨日のように思いだします。

 

あなたは、折々のその時の気持ちにフィットした

お気に入りのメロディーはありますか?

理想の未来にいるあなたがその時、

聞きたい曲は何ですか?

 

解決志向ブリーフセラピーの技法のひとつに

「タイムマシンクエスチョン」なるものがあります。

五感を総動員して、『理想の未来の自分』をありありと想像し、

今の自分へのメッセージを受け取る質問です。

その際、あなたの着ている服は?季節は?匂いは?

聞こえてくるメロディーは何でしょうか?

 

そんな楽しい質問技法も織り交ぜながら

カウンセリング&ポジティブ心理学コーチングを行っています。

 オンラインまたは対面でお受けしています。

 

是非ご一緒に!