人生に幸せの花束を。

 

こんにちは、ちふみんです。

 

ここ数か月、喉の不調で思い通りに話せない日々を過ごしていました。

 

楽しいお誘いはぎりぎりまで悩んで結局泣く泣くキャンセルし、

ほぼ参加できず仕舞いでいました。

(それでも誘ってくれる心優しいみなさまありがとう!)

 

家に引き籠って鬱々した気分で過ごし、食欲・体力も減退しているのになぜか、

ココロが自然を感じに行け、山に向かえ、自身に負荷をかけよと言うんです。

 

こんなに苦しいのに辛いのになんで自らしんどいことを選んでするんだろう?

それでも自分の選んだ道を、周りの人に助けられながら人生の頂上を目指すのに似た

山登りに、この夏もどうしても魅かれていました。

 

そんなわけで、行ってきました山梨県甲府の南アルプスの山へ。

行った先は、なんと日本で2番目に高い山、北岳(きただけ)です。

(知ってます?)

朝4時から登り始め、白々と明けてくる薄暗い山道。

 

 富士山に次いで高いのに意外と知られていない標高3193メートルの山。

登り始めから稜線に出るまで、ずっとずっとずーーーっと急登が続く険しく急峻な道。

そりゃそうだ、何と言っても3000メートル超えですもの。

(体力ないし、慣れていないから軽い高山病にもなりました。)

軽い高山病でへとへと、富士山が見える(はずの)頂上

 

下りはまた 8本歯のコル(鞍部)という危険な崖を何度も梯子で上り下りして

漸く見える雪渓とお花畑にの美しさに、苦しみながらも来た甲斐あったと感動しました。(あまりにしんどすぎて美しいお花畑を1枚も撮れずじまいでしたが。)

 

 

長い長い下り道。ガレ場をひたすら下ってゆく。その後に見える雪渓とお花畑。

 

ザックに背負えるだけしか持っていけない荷物を厳選して詰め込んで、

頂上までの急峻な道を苦しみながら一歩ずつ、足を前へ、前へと進めてゆく。

辿り着いたその山の頂上で、360度見渡す視界に広がる景色を見て、

ここまで登ってこれたという達成感と、まだまだいけると思える小さな自信と。

そんな思いが今回の山行でも存分に味わえました。

 

全身筋肉痛だけど。