今年ももう年末、大掃除の季節が

やってきました。

 

こんにちは、Chifumiです。

 

新しい家を建てて11年になりますが、

その間忘れず年に一度

大阪ガスさんが点検に来てくれます。

 

一度も同じ方が来たことはないのですが

どの作業員さんも

親切で愛想が良く

丁寧に仕事をしてくれます。

 

キッチンまわりのガスコンロの点検は

正常に作動しているか、

電池切れはないか点火を繰り返し

元栓はしっかり開いているか

引き出しの奥まで頭を潜り込ませ

しゃがんで入念にチェックされます。

 

そして、頭を上げると

毎年どの方ももれなく

まず言ってくださるのが

「立派な天井ですねえ・・・」

 

キッチンのガスコンロ周りの位置から

しゃがんで見えるのがこの風景。

 

 

 

お客様をお招きしても

しゃがんで

吹き抜けの天井を見上げられることは

そうはないので

ガス作業員のお兄さんの感嘆の言葉は

私にとっては意外な褒め言葉で

(それも毎年1回、ほぼ必ず!)

とてもうれしく、

しあわせな気分になるのです。

 

"ひとつのほめ言葉だけで2ヶ月は生きられる"

とはトマスハーディの言葉です。

 

普段の風景も

見方を変えれば

急に輝きを放つものが

そこここにあるはず。

 

人もモノも、

ほんのちょっと見る視点を変えて

にっこりできること

誰かを、何かを褒めることを探そうと

思った冬の日でした。