こんにちは、Chifumi です。

 

前回からの続きで、

息子の出身高校では

卒業時に新入生に向けてメッセージ集が

送られるのですが

そこに私が寄稿した文章です。

 

『犀(さい)の角(つの)のようにただ独り歩め』

 

~前回からの続き~

 

『最高の目的を達成するために努力策励し、

.心怯(ひる)むことなく

行い怠ることなく賢固に活動し、

体力と知力を備え、

犀の角のようにただ独り歩め』(釈迦の聖句)

『志の一番高いところ、

くるしいかもしれないところを登れ。

どうせ超えるなら

自分の足にとって最も高い場所を辿り、

そこからしか見えない景色を見ていこう。』

 

目前に迫った大学受験に向けて

高校から配布されるプリントに記されていた、

厳しくも温かい先生からのメッセージです。

 

誰かに惑わされることなく

自分の強い意志を持ち

知性を磨き、体力をつけ、

犀の角のようにただ独り歩む姿は

美しく、尊い。

 

大人たちが、

迷いながらも前へ進もうとする

若者の成長を温かく見守る

ともしびの存在となりますように。

 

そして

自分の人生を自分で力強く切り拓ける

人間としての確かな礎が、

これから始まる3年間の高校生活で

築くことができますように。

 

 了 

 

 

 

 

 

 

タイトルにもした、釈迦の聖句。

大好きな言葉です。

 

ゆっくり歩く犀の鼻の頭にある

ぽーんとのどかに突き出た角のように

ひとりでも、思う通りに生きよ。

 

ターシャテューダーの

「思う通りに歩めばいいのよ」

の言葉と同じ、

自分の歩む道を

それで良い、

と私を励ましてくれるのです。