こんにちはChifumiです。

 

散り初めの、今年の桜を名残惜しみ、

家の裏の公園でさくっとお花見してきました。

桜の下で食べるお弁当はおいしいですね!

 

昨日は東大の入学式。

 

そこで上野千鶴子さんが祝辞を述べたことが

新聞に出ていました。

 

祝辞では

医科大などの不正入試の女子差別、

社会に出ればもっとあからさまな性差別が

横行していると指摘。

 

そして新入生に

『頑張っても公正に報われない社会が待っている。

頑張ったら報われると思えることが恵まれた環境の

おかげだったことを忘れないでほしい。』

 

『あなたたちの頑張りを、

どうぞ自分が勝ち抜くためだけに

使わないでください。

恵まれた環境と恵まれた能力とを、

恵まれない人々を貶めるためにではなく、

そういうひとびとを助けるために使ってください。』

 

新入生のみならず、たくさんの人に

知ってほしいと思う内容でした。

 

はるか30年前、私が大学生の時から

上野千鶴子さんの女性学の講義の

面白さは轟いていました。

 

私の大学にも講義に来られており、

受講登録もしていないのに噂を知って

聞きに行ったら大教室は超満員、

立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。

 

小柄なのにその存在感とオーラは

群を抜いており、

静かに登壇すると真っ黒なサングラスを

おもむろにはずして

授業は始まったのでした。

 

そしてジェットコースターのように

話は展開してゆき、

あっという間の90分は何かの

ショーを見て、(いえ聞いて)いるようでした。

 

かっこいい!面白い!素晴らしく、知的!

その日からジェンダー意識については

私もたくさん影響を受け

様々な本を読みました。

 

千葉敦子

高群逸枝

この著者の本も読んだなあ。

(女性学 という内容ではないけれど)

 

先輩女性たちが築いてきた道を

後に続く女性たちがさらに力強く

道を伸ばして行ってほしい。

 

そして誰もが生き辛さを感じず

自分らしく健やかに暮らせる社会に

なってほしい。

そう思いました。