7月に福岡へ行った時に断念せざる終えなかった知る人ぞ知るフレンチ『メゾン ラ フィット』にやっと訪問して来れました。

福岡とは言っても、福岡市内にあるわけではありません。
基本的に車が無いと大変不便な場所にあるフレンチレストラン。

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ちはるぱは、福岡市内の天神という中心部から地下鉄で博多駅まで行き、そこから在来線に乗り換え、最寄りの博多南駅からタクシーで20分。

都会の方がこれを聞いたら、「大したことないね」と思うかもしれませんが、福岡県筑紫郡という郡部で、タクシーもバンバン走れる田舎道だから片道2200円くらい。

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また、その前が在来線とご紹介しましたが、乗るのは新幹線の車両。

日本で唯一300円で乗れる新幹線(笑)

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在来線になってるのに新幹線ホームから出発する新幹線車両に乗るので、ちはるぱも博多駅で乗り場へ行くのに迷子になりました(笑)

新幹線で所要時間9分ですから、地下鉄やJR山手線で9分とは訳が違います(笑)

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そんな凄まじい道のりを経ても食べてみたいと思わせるフレンチ。

ミシュランのコンセプトにも合ってると思いますが、まだお見えになっては無いようですね^ ^

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そんな、乗り継ぎを経て到着し、中に案内されるとナチュラルで明るく、柔らかな日の光が差す、暖かみのある造り。

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1番奥の窓際で、とても良いお席でした。

この後もハード予定が組まれているので、親友と2人で「フレンチレモネード」で乾杯。

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「栗のカプチーノ」でランチコースの始まりです。

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アミューズは、3種。

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器や盛り付けが、とてもオシャレで、お料理は、新幹線やタクシーを乗り継いでくる場所にあるとは思えない洗練された雰囲気。

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また、対馬産の穴子など、福岡なら近場で鮮度は益々良くなりますね。

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パリパリの最中の皮にバターナッツカボチャとウニを挟んだこちら。

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あまりにも美味しくて、おかわりしたいくらいでしたね。

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ポレンタのミ・キュイにホタテと色とりどりの蕪が可愛らしく、女性のファンが多いのも納得。

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こちらは、パンとして出てきたホカッチャ。
珍しい取り合わせですね。

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こちらも、とても美味しかった。

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鰆の藁焼きにトマトフレークが散らしてあり、ビーツとラディッシュのピクルスにトレビスと見た目も鮮やかでお見事。

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真空減圧鍋で調理した甘鯛。

そして、甘鯛の鱗部分にはミモレットチーズが纏わせてありました。

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仕上げに甘鯛から取ったスープにクミンなと数種のスパイスを調合し、エアロチーノで空気を含ませたソースをかけて頂きました。

全てを混ぜ合わせて完成される複雑な美味しさには感心しました。

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口直しのグァバのアイスキャンディ。

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メインのお肉は、生後三週間の乳飲み子牛に北欧のソースを合わせたもの。

付け合せは、イチジクやむかご、フライドオニオンと、淡白で淡い乳飲み子牛に合わせてシンプルですが、1つ1つに味わいの個性があるものを合わせていました。

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デセールは、初冬をイメージさせる素敵な一皿。
パッションフルーツとイチゴの刻みが酸味と甘みを助け合い、何にでもかけたら美味しそうなカップリング。

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最後は、珈琲と小菓子です。

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所々に和も感じる盛り付けがあったり、感性の豊かなシェフだと最後まで、目でも舌でも楽しませてくれますね。

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3種のプティフールの中では、この木苺のパート・ド・フリュイが1番好きだったかも。

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プティマドレーヌも胡麻に盛り付けられ、今風です。

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マッチャのパフの下には、ほんの少しの餡が忍ばせてあり、食べ易く、バランスが良かったですね。

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工藤シェフは、お一人て全てを用意されているので、キッチンを外せず記念撮影は、親友とツーショット。

また、お伺いしたいと思える素敵なレストランでした。


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