ランチの約束をしたこの日は、外の寒さは厳しいけど気分は最高な快晴。
まだ、幼かった頃(笑)、
ちはるぽが初めて東京の一軒家フレンチレストランとして訪れたのがこちら代官山駅からほど近い鉢山町にある『マダム・トキ』

その佇まいは変わることなく、
ちはるぽが訪れて以降20年、そこにあり続けてくれる事が、本当に嬉しい思い出のレストランです。

店内に入るとスタッフの数は昔より多い気がしましたが、ランチスタートしたての慌ただしさがあり、一瞬、だれも対応してくれないのかと思いきや「斉藤様ですか?」と声かけ。
左奥コーナーの落ち着く席に案内してくれました。
アミューズは少し甘めの仕上げ。
ワインや泡をいただかなかったので、丁度よかったかも。
前菜は、「グリエした北海道秋鮭のマリネとそのフュメのパルフェ 若葉とラディッシュのサラダ」
パンにつけるバターをこんな風に持ってきて目の前でダイナミックにカット。
最近、バターが品薄と言われていることを忘れそうな光景ですね。
決して広いお店ではないですが、パンの種類も充実。
レストラン棟の横にあるかわいいパティスリーもあるし、女性の心をくすぐります。メインは、「本日のお魚料理」をチョイスし甘鯛を頂きました。
メニューにはないのにチーズをワゴンサービスして下さいました。
こういうちょっとしたサプライズは、心揺さぶられますね。
ランチだから流れるような時の早さで、あっという間のデセールタイム。
こちらも沢山の中から三種をお願い。
マロンのパウンドケーキがとっても美味しかったなぁ。
紅茶やハーブティーにも合いそうでした。
最後は、ミントギモーブとドラジェを頂き、2時間のランチを楽しみました。
このお店に来て以来、20年という時が流れ、今の自分を改めて見つめ直す時間になった気がします。
ちなるぽにとって、いつまでも、変わらずこの地にあり続けて欲しい一軒ですね。
