Bonjour!
きょうの
きょうは
くもりぞら。
少し曇って
くれていると
安心します。
今日も
ぼちぼち
いきましょう。
*
最近の身の回りの出来事から
この10年を振り返ってみよう！
この企画も
そろそろ終盤！
*
まず私の身に起きた
出来事はこちら。
①パスポートを12年ぶりに更新。
②コンタクトを10年ぶりに新調。
③12年前住んでいたマンションの
隣のマンションに引っ越してきた。
今回は、
③12年前住んでいたマンションの
隣のマンションに引っ越してきた。
＜その２＞をお届けします。
*
昨日の記事では
今住んでいるマンションとの
出逢いについて
お話ししました。
その中で、
不動産屋さんとの会話で
私はこんな風に言っています。
ここはすごく好きだったんですけど、
あまり長く住めなかったんです。
だからまた住めたら嬉しいです！
一度見せていただきたいです！
*
12年前住んでいた
真隣のマンションを
偶然紹介していただいて、
自然と口をついて
出てきた言葉。
私って、
そんな風に
思ってたんや。
言ってから
自分の言葉が
耳に入って、
意外に思った。
昔の私が
言ったような、
変な感覚でした。
*
以前、
この場所に
引っ越してきたのは、
この振り返りシリーズで
よく出てくる、
オーストラリア留学を
断念した2011年の春～夏頃。
留学するために
少しずつ貯めていたお金が
必要なくなり、
そのお金で、
それまで住んでいた
京都市内の郊外の方から
街中に引っ越しをしたわけです。
*
京都の街のど真ん中に
程良い近くに
暮らせるなんて、
うれしくて
わくわくして
胸を躍らせていた
わけですが、
それと同時に、
私の音楽活動は
有難いことに
どんどん忙しく
なっていきました。
京都で
朝から夕方頃まで
バイトをして、
そこから大阪で
ライブの打ち合わせや
リハーサル、ライブ出演をし、
お客様やその時関わっていた人達と
夜ご飯や飲みに行ったりの
お付き合いも多く、
夜中に
大阪から京都に戻り、
また朝からバイト、、、
そんな毎日で、
いつも
頭はぐるぐる
身体はへとへと。
でも、
そんな忙しい私は
充実している！
がんばってる！
かっこいい！
なんて、
思っていた気がします。
*
その頃、私は、
大阪に住んでいる男性と
お付き合いしていました。
ライブやリハーサルで
夜遅くなってしんどい時、
次の日がお休みや
ゆっくりの日、
彼氏の家に
泊まるようになり、
だんだん
泊まらせてもらう日が
増えていきました。
勝気な私は、
当時は認めていませんでしたが、
相当しんどかったんでしょう。。
京都と大阪を
行き来するのは
それだけでも
お金も時間も
体力も使います。
*
京都で毎日
一生懸命バイトしても、
大阪へ行く
交通費にお金が消えていき、
京都の自宅には寝に帰るだけ。
それどころか、
寝にも帰らなくなってしまったのです。
せっかく京都の中心に住んでいるのに
全く京都を楽しめずに、
ただヘトヘトな日々を送ってしまい、
「私って何してるんやろ・・」
そんな状況。
しばらくして、
私は京都の家を引き払い、
大阪の彼氏の家に
引っ越ししました。
*
大学時代から憧れていた、
京都の街中に住む暮らし。
やっと手に入れた家を
たった一年足らずで
あっけなく手放し、
彼氏の家に
転がり込んでしまった自分。
その当時は
それしか選択肢がないぐらい
いっぱいいっぱいだったのですが、
その後、
彼氏とうまくいかなくなった時、
別れた時、、
何度も、
あの時、
自分の暮らしを手放したことを
後悔したり、
自分の弱さを
責めたりしました。
*
そして
10年の時を経て、
わたしはここに
もどってきたのです。
*
今の私は
この場所で
毎日近くの
お寺へお散歩して
お気に入りの
パン屋さんや和菓子屋さん、
八百屋さん、お弁当屋さん、
お茶屋さん、、
スーパーへも
デパートへも
歩いて気軽に
お買い物を楽しみ、
着物とお茶を
習いながら、
季節のうつろいを
自然から街から
深く感じ、
こころで
からだで
きょうとを
あじわう
本当に豊かな暮らしを
送らせていただいていると
思います。
*
ありがとう。
12年前の、
わたしさん。
いつも
へとへとな
わたしさん。
へとへとで
ぼろぼろで
めちゃくちゃで
がんばりやさんの
わたしさん。
ありがとう。
*
あなたは
ほんとうは、
もっと
楽に生きて
よかったんだと思う。
でも、
今の私は
もう、
あなたのようには
生きられないから、
だから、
あなたは
それでよかったんだね。
その生き方を
経験させてくれて
ありがとう。
がんばってくれて
ありがとう。
いっしょに
もっと
やわらかく
やさしく
にっこりして
しあわせになろう。
これからも
よろしくね。
12年後の
ちぐさより。
着物を始めて
約半年。
ようやく少しは
着慣れてきました。
着物で歩けば
より一層、
京の味わいを
感じる。
住む人と
旅人の
両方の喜びを
より深く感じて、
ここに居させて
頂いています。
今いちばん、
京都が好きです。
*
*
Bonne journée à tous!
Chigusa
*
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