銀座の博品館劇場で,舞台を観てきました。

「二階の女」です。

この作品は、

ユーモア小説作家の大家、獅子文六が戦後書いた「二階の女」を飯沢匡が今を予見する形で脚本化して舞台化しています。

この度は、

劇団NLTが「喜劇二階の女」として、鵜山仁さんの演出です。


■ご出演:

川端槇二 加納健次 阿知波悟美 海宝弘之 釆澤靖起 (文学座)

山田敦彦 渡辺 力 杉山美穂子 泉関奈津子 安奈ゆかり

山崎華奈 亀井惟志 𠮷越千帆 小笠原里奈 松木 健


■観ての感想

大変面白く、真面目に演じているご出演者が目の前にいらっしゃるのですが、大笑いしてしまいました‼️

獅子文六さんが戦後に書かれた作品ですが、

時代背景は昭和13年から16年の開戦の朝までの貸家が舞台です。

当時の庶民は、第二次世界大戦への道乗りを知る由もありません。

昭和13年のある日突然、貴族院議員の星川侯爵が訪ねてきます。

祖先は殿様で、家系史を頼みにきます。

頼まれたのは、大学で講師をしている若い学者。

この仕事は部の良い、研究費、給料付きです。

なぜ今、家系史⁉️

気の良い大家は、家族中で応援。

大家の一人息子は、海軍兵学校へ。

学者は嫁をもらいます。

時代の先を見つめて仕事を進めるもの

時代に翻弄されてしまう庶民。

政治家、軍人のそれぞれの見ている先は。


深刻な事も、笑いを詰めて、分かりやすく

観客自身も考える余韻を残して幕。

原作を脚本家が今の観客に,役者さんが命を吹き込み、楽しい中にズンとお土産。

観客の年齢層が高いのですが、

若い方々にも観て欲しい舞台でした。

とっても素晴らしい舞台でした❣️


🔳嬉しいおまけ

銀座に早く着いてランチしました。

銀座の中華の維新號さんで。

案内された席へ着くと、目の前のテーブルには、、

なんと、 阿知波悟美 さんがいらして‼️

素敵な黒のお帽子とお洋服。

ゴールドのネックレスをされていて、

おしゃれな雰囲気❣️

舞台が始まってみたら、下宿屋の女将さん。

雰囲気まるで違う‼️

でも、役ですから。

ただ、侯爵家に行儀見習いに行っていたという設定。

昭和初期には、行儀見習い⁉️という

嫁入り修行❣️があったんです。

色々な教養や躾をさせていただきました。


ランチは、食べてしまってから、

写真忘れました😭。

私が大好きなデザートの一つ

タピオカ杏仁を🧋撮りました。

小さなタピオカの真珠の海が美味しかったこと❣️