旧暦の七夕によせて

七夕の記事をamebloで読者をさせていただいている方々の記事から、思い出した事がありました。


 我が家の母は、毎年時期になると「🎋七夕茶会🎋」をしてました。


笹の葉と五色の短冊、筆と硯が用意されて、お茶会をしてました。

今も良く覚えているのが、

水指(みずさし)の蓋が大きな葉っぱで

七夕茶会には、葉蓋をつかいました。


 父が珍しいことに、

母と娘二人の三人に銀座で

プレゼントを買ってくれました。

その時、母が求めたネックレス。

なぜこれなのか?今、やっとわかりました。


「梶の葉」で、その意味も❣️

遅まきながら。





 七夕飾りに欠かせないのが笹ですが、江戸時代に「梶の葉」が使われていたことに由来していたんですね。

私の両親は、天国で今頃ね❣️と話している事でしょう。


七夕飾りに欠かせない笹ですが、「梶の葉」が使われていたんですね。

この葉に、願い事を書いてました。

こんな和歌があります。


「天の川 とわたる舟の かじのはに

思うことをも 書きつくるかな」

上総乳母『後拾遺和歌集』


七夕といえば、天の川や星が思い浮かぶことが多いですが、梶の葉も実は重要な役割があるので、※それは資料の引用※から


 中国の「乞巧奠」(きっこうでん)によると、サトイモの葉にたまった夜露を天の神から受けた水だと考え、それで墨を溶き、梶の葉に和歌を書いて願いごとをしたのだと。

梶の葉は、細かい毛がたくさんあるので、筆で書きやすい。

 短冊は

宇宙を象徴する五色――青、赤、黄、白、紫(本来は黒)――の短冊には、「彼と結婚できますように」といった個人的な願いや、今年の願いなど。

 京都ではこの夏越に「水無月」という白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子を食べる習慣があり、茶道でも好まれます。

水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表していると云われています。

※ここまで引用※


「水無月の意味も知らずに

食べた菓子」

一年の半分の折り返し。

過去と現在と未来を繋ぐのですね。


六月のお中元にお茶の生徒さんから頂いていました。


節句の伝統を忘れていくのは情けなやでした。


梶の葉の「かじ」は、

彦星が渡るか「舟の舵」にもかかっているのですね❣️


ぼーっと生きていくんじゃ、

ダメですねー。