「リア王&マクベス」を観る為に新橋駅前にあるニッショーホールへ。

次に

NBAバレエ団「ドラキュラ」を観るために新国立劇場のある初台へ。




 ニッショーホールではマクベスを見る前に不思議な縁の邂逅がありました。

新国立劇場でも、私の観劇へのそれがありました。


入り口で、チケット🎟をもぎると舞台写真を一枚頂きました。 


ホールに大きなポスターが貼ってありました。

その前で、しばらく眺めていますと、スタッフの方がチラシを下さいます。


 あっ、ありがとうございます。


「こちらの舞台写真が、どなたかしら?と思って探していました。」と私。


スタッフ、「実は私も若い俳優さんはご存知無いのです。

ここからの方々なら。」と、ポスターのご出演者氏名の中央から右側へ指をうごかされました。


そこで私もポスターの真ん中で

「こちらの宮本大誠さんのファンなんです。」


すると、一瞬驚かれました。

なにか!?


「宮本大誠さんですか!?

あの方は凄い俳優さんですね。身体から創り込んでいますね。

リア王のなかで、

痩せた肉体を見せるのに身体にペイントすれば良いのに、自らの肉体を改造して臨んでいますよ。」とスタッフの方。


私はリア王は見ませんが、

間違いなく宮本大誠さんは

「マクベスでの魔女役」を創り込んでいることを確信しました。


主役は、御歳80歳の横内正さん。

マクベスとリア王を演じられます。

これは、凄いし素晴らしい❣️です。


私が頂いた写真のかたは、

初めてマクベスが三人の魔女に出会う時に一緒だった戦友のバンクォーでした。


マクベスとバンクォーは、三人の魔女との出逢いによって大きく変化していきます。

新たな目的を持つことが野望に変わりこの後の人生が。。


三人の魔女の一人が宮本大誠さんですから、どんな風に役を創り込んでいるのか大きな期待で楽しむ準備万端整いました。


魔女三人は、奇妙なメイクで扇を持ち不可思議な踊りをおどります。

そのおどりは奇妙ですが、

二幕の踊りの場面では、

彼女たちが踊ることで心情が吐露され、これからの不気味さを醸し出します。

その踊りには大拍手が起こりました。

まるで、浮遊しているのです。


この踊りの場面は、

観客へのマクベスと夫人のクライマックスへ向けての伏線です。


 次に観ました、NBAバレエ団の「ドラキュラ」です。


ここでのバンバイアの踊りに魔女三人に通じるものがありました。


 このバレエで、

妖艶な美しさと魔力を持つドラキュラ伯爵を演じるのは、「宝満直也」さんです。

惚れ惚れします❣️


こちらの内容は、ミュージカル・バンバイヤーでお馴染みのものです。


ドラキュラ伯爵とバンバイヤーの中性的妖艶さのバレエが素晴らしいです。

婚約者ミーナも惚れてまう❣️


ドラキュラ伯爵と弁護士の

男性二人によるダンス。

パ・ド・ドゥ。 

これが素敵。


ここにマクベスの魔女が私の中で重なり響き合いました。


そこに、

セリフは要らない静の世界にある躍動です🥺。


 日を跨がず二つの舞台を鑑賞出来たこと、合い通じる美、私への運命的出逢い。


バレエ鑑賞も趣味にしたいと思うのです❣️


バレエを鑑賞する機会を作らなかったことが悔やまれるからです。