この映画「キャッツ」の公開を楽しみにしていました。
それで、
字幕スーパー版を選んで観てきました。

写真は、
先行販売のおまけのチケットホルダーです。




コーラスのサークルでも、
キャッツの挿入歌「メモリー」も歌っています。
女性三部合唱で、
私のパートはアルトです。

10年近く前に
「劇団四季」の「キャッツ」を観ています。

人間が猫をどう演じるのだろう?!
当時すでに、
ミュージカルのキャッツの評判が高かったので観たいと思いました。

なんと素敵な猫たちと、思いました。
メイクも体も正に猫❣️でした。
しなやなダンスと歌に感激しました。

ただあの時、
ちょっと不満がありました。
最後に猫たちが
キャッツ-シアターの客席にまで上がってきて、
私は僅か10センチ先に猫を見ました。
その猫たちは
口パクで歌ってなかったことと、
音楽がカラオケだったことが残念でした。

今回の「キャッツ」は、
本場のミュージカル❗️だ、と聞いていたので期待大で観に行きました。
やはり、歌を聴くなら字幕でしょう❣️と。

この度の映画のキャッツを観ての感想です。

後半からの老猫が寂しく「メモリー」を歌う辺りから
ラストのメモリーを全員で歌いあげるところが素晴らしいと思います。

最初から中盤は、
私の好みじゃ、なかったです。

猫の顔が人間で、身体が猫でした。
ここは、劇団四季に軍配が上がります❣️

歌が中心で、台詞はありません。
そのためかしら、
ストーリーに感情移入しづらいのでした。

このミュージカル映画「キャッツ」は、
どこにポイントを持って魅せるのだろう⁉️
その「見せ場探しの映画鑑賞」になっていたからです。

そんな私も、ラストのメモリーの歌で涙が出てきました😹。
老猫の心境が分かる世代に入ったからでしょう。

⭐️日本語訳の歌詞の一部⭐️を載せます。

♪ディ・ライト 夜明けとともに〜
新たな命を 陽はもうのぼる〜
この夜を思い出に渡して〜
明日に 向かうの〜♪

♪木漏れ日 輝やき 光が溢れる〜
花のように朝が開く 思い出は去る

♪お願い〜 私に触って
私を抱いて 光とともに
わかるわ幸せな姿が ほら見て〜
明日が〜♪
 

日本語の歌詞も素晴らしいですね。
シアターを後にする時、
口ずさんでいました。

この映画は、
キャッツの内容を知らずに観てはダメだと思います。

本当は、
この映画をご覧になって、
ミュージカル好きが増えたら嬉しいですけど。
ちょっと無理っぽい気がします。

キャッツの作品テーマは、
最後に現れているので、自分の生きる糧にします。