六本木で開催されている建築の日本展、観て来ました。

 

副題が『その遺伝子のもたらすもの』とあります。

ここに そそられます。

歴史に潜むものに。

 

ここの展示物の「待庵」にも惹かれます。

 

日本の茶室建築で、国宝になっているものが3つあります。

 

そのうちの1つ「待庵・たいあん」の完全コピーがつくられて、中にも入れます。

それを是非見たい!

先だって訪れた「出雲大社」の創建当時の模型も置かれています。

 

実は、「待庵」と「出雲大社」には、共通の遺伝子があるように思います。

 

共に、時の権力者に協調する態を魅せながら、

しっかり自我を通して、それと分からぬように反抗しています。

 

「出雲大社」は、時の大和朝廷に従属する代わりに造らせたお社。

「待庵」は、秀吉に命じられて利休が、自己の思ひを籠めて造ったたった2畳の茶室。

ともに流れている「長いものに巻かれながら、己を通す」、反骨精神って、惹かれます。

 

「待庵」を視て、正にそれが解りました。

小さく、華奢・きゃしゃ、見えます。

 

国宝「待庵」を写真に収めました。

ここの待庵を依頼されて作ったのは、埼玉県行田市にある「ものつくり大学」の生徒さん方。

 

正面全体はこんな感じ。

露地には飛び石があり、入口まで案内します。

踏石から躙り口の戸を開けて畳の上に進みます。

 

 

 

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ここ…みて下さい。

屋根の上です。

檜皮葺き(ひはだぶき)の上に、なぜか!?

焼き物の「瓦!!」、この屋根のここ

 

             ↓   ↓

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秀吉のご機嫌を損じないように気を遣っているのでしょうね。

「五七の桐紋」です。

 

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軒先の竹と屋根のヒノキ

檜皮葺・ひはだぶきの屋根です。

檜・ヒノキの薄板を何枚も何十枚も重ねて作ってあります。

 

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躙り口(にじりぐち)が開いています。

体をかがめないと、中に入れません。

 

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ここの窓は、すべて大きさも素材も異なります。

 

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床の間と壁

土壁に藁がそのまま残してあります。

藁のまき方も美しいです。

 

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天井の写真です。

 

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水屋(みずや)は、台所の様なものです。

右端に写っている柱で別れます。

 

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茶室の壁と水屋の壁

藁壁ですが、茶室には「柱」が見えないようになっています。

また、壁には角がありません。

曲線です。

狭い部屋を広く見せる工夫がしてありました。

 

今月17日まで開催中。

52、53階からの360℃の眺望も楽しめてお得です。

 

 

お茶室つながりで、ただ今

森下典子さんのエッセイ、「日日是好日」の読書中です。

「お茶が教えてくれた15の幸せ」という副題です。

来月、映画も公開されます。

こちらも楽しみです。