キラキラ音符プライマリーコンサート音符キラキラ」という「日本フィルハーモニー交響楽団と、産業文化センター」のご協力による出前の音楽会に参加させて頂きました。

このコンサートは、子供から高齢者まで、地域の市民に音楽に触れる機会を提供し、音楽文化の向上を目的に開催されている演奏会だそうです。


この度は、施設の児童生徒の為に「弦楽四重奏」による音楽会を開催して頂きました。


音楽会は、日本フィルハーモニー交響楽団から来られた4人の演奏家の皆様です。


「弦楽四重奏」の形態の説明がありました。

弦楽器の「バイオリンとビオラとチェロの3種類」の弦楽器を4人で奏でるのが四重奏だそうです。


楽器の形は3つとも似ていますが、大きさが違うんですね。


棲み分けは、一番小さいのがバイオリンでお二人です。

二人には担当するパートが分かれていて、主旋律か、そうでないかという棲み分けで弾くんだそうです。


「ビオラとチェロ」をそれぞれお一人ずつ。
計4人です。


ビオラはバイオリンより少し大きめなので、音はバイオリンより少し低めのようです。

チェロはグンと形も大きくなりますから、かなり低い音です。


これらの楽器の違いを同じ楽譜で音色の聞き比べをして頂きました。

バイオリンとビオラは会場の空気全てを震わせたり、揺るがしたり、突き抜けて届く感じもしました。


チェロは人の首で支えられないので、金属製の立て棒を床に着けて演奏されます。

音もかなり低めで床や壁を這って音が届く感じで柔らかです。


宮澤賢治の「チェロ弾きのゴーシュ」のお話を思い出させてくれます。

木製の胴体からくゆらせた音は人体に心地よく、力強く響きを届けて、とても良い気分になっていきます。

生演奏の素晴らしさは、演奏曲を聴くと、ひと時、皆暑さを忘れられることとなりますね。

生徒達にとって、最高の技が放つ、上質な生の音楽を身近に聴ける貴重な体験を頂くことで、しばし陶酔することが出来ました。

演奏会は正味一時間。


午後の暑い体育館内での演奏会。

冷房施設はありませんから、窓は全開にして、扇風機が二台という環境下の会場です。

その上、この体育館の周囲は林で、木立に囲まれて居ますから、外からは蝉の大合唱も聞こえてくるのです。

どんな環境でも、音楽の力は素晴らしい感動を与えてくれることを改めて納得いたして来ました。

なんとも、聴衆は、超一流のプロの演奏に暑さを忘れて聞きほれました。

林の中の蝉達は、バイオリンの音と、とても良くマッチして彼等も演奏会に参加しているようでした。

演奏会の選曲は子供達向けにアニメ風のものが多いので、これも生徒にウケたようです。

中で、私がお気に入りの演奏曲が立ち上がりの最初の曲から続けての二曲に惹きつけられました。。

一曲目は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク、第一楽章」です。

モーツァルトのこの作品、とても良い曲で素敵な演奏でした。

ブラボー。


次はモーツァルトより三百年位前のバッヘルベルの「カノン」の演奏です。

この「カノン」に私は、物凄い思い入れがあります。

久しぶりにチェロの出だしのこの曲を生演奏で聴きました。

背筋がゾクゾクとしてきます。

「カノン」のチェロの独奏から入る芝居を観ていたからです。

そうそう、これよこの感じ♪、この曲。


私の大好きな緒形拳さんが演じられた一人芝居「白野」でのバックミュージックが正にこれで、在りし日の緒形拳さんとチェロ奏者のそれぞれの独演が「白野」という一つのを世界を創り出していました。

そんなこともあって、一人悦に入ってしまいました。
ブラボー♪


熱く拍手をおくりました。

その後の演奏も素晴らしいものとなりました。

この演奏会が、真夏の暑い日に、一服の清涼で会場中が酔うとは、こういうことを云うんだ!!と、心と体に沁み渡るステキなキラキラ音符プライマリーコンサート音符キラキラでした。


「音楽は楽しいな♪」~緒形拳さんより~