新橋演舞場で、『大和三銃士』を観てきました。
デュマの三銃士はフランスが舞台。
こちらは大和、戦国時代の日本。
『天下分け目の関ヶ原』冬の陣。
豊臣側の敗戦の色濃くなった時、
家康の本陣近くまで攻めよった銃士隊のその後から夏の陣までが舞台。
ここまで攻め上がった青いマントを翻しての銃士隊員が、中村獅童、濱田崇裕、藤井隆、榎本孝明の四人。
しかし、敵陣深く攻め入ったので、このあとこの4人はそれぞれの運命と意思で『関ヶ原夏の陣』へ向けての十数年を生きることに。
ここで、この最初の戦のシーンで着用される鎧がどうもしょぼい。
予算を削ったような衣装と家康にオーラを全く感じない。
ちょっと最初のつかみで、冷めて来たぞ(泣)
銃士隊の中村獅童さんを先頭に凄い役者陣ですから、大いに期待しました。
ダルタニアンの役は早乙女太一さんですし。
期待して見たところで、ちょっと違和感と期待し過ぎに泣きそうになりました。
銃士隊の藤井隆さん、申し訳ないですがお侍ではありません。
足元が決まらないんです。
この舞台こけたかな!?
ところが、ダルタニアン役の早乙女太一さんと中村獅童さんの迫力ある殺陣の演技に徐々に魅せられました。
濱田崇裕さんは、背が高いのと運動神経が素晴らしいので、佐々木小次郎のようです。
一幕終盤から徐々に盛り上がり、二幕は感動しました。
三銃士ですから、殺陣がすごいですし、美しく力強いのです。
『真琴つばさ』さんが登場して舞台が締まりました。
着物姿が品があって素敵です。
獅童さんと真琴さんの台詞のやり取りは素なのか、演技なのか!?
楽屋の裏話が出てきたのです。
「真琴さんのお昼はマッシュルームハンバーグだった!」と獅童さんがおっしゃいます。
会場大うけです。
マッシュルームハンバーグを私も頂いたことがあるんです。
これ大きな椎茸位のマッシュルームが入っていてものすごく美味しいです。
このハンバーグを明治座へ行ったときで、明治座の通りの前のハンバーグ家さんです。
きっとこれ、だろうと思います。
こんなふうに違和感がありました。
豊臣軍に銃士隊ですからね。
でも考えてみれば、戦闘集団の武士ですから、
相手に遺恨や憎しみがあるわけはないけれど、
命のやり取りをして、殺すことが武士の仕事。
大事な命のやりとり。
せめても名乗りあって1対1の剣で対決するのが武士の誉。
この精神は国を問わず、あるわけで、これが銃士隊の精神に繋がっていくのです。
それは、目的を果たす為には、お互いの信頼感があって、戦力となる訳です。
その時の合い言葉が「みんなは一人のため。一人はみんなの為に」を合い言葉に結束したんですね。
この舞台、最後が壮絶です。
あと1週間の公演です。
観て来てよかったです。
最後に舞台からの深いメッセージを
『俺たちの戦いは終わらない
熱き魂を胸に 命を懸ける戦いが 今始まる』