舞台「mermaid blood」マーメイドブラッドは新感覚,音楽朗読劇です。


朗読されるのは、山寺宏一、朴ロ美、家中宏さんのお三方。

「お香」の演出があります。

香道志野流の蜂谷宗ヒツさんが実際の舞台の上で香をたてられました。

(※カタカナは漢字変換できないため)


この舞台を観たいと思ったのは、

この香道と物語を朗読で、音楽とも連動して

「目に見えなくても 心に浮かび上がる舞台」を存分に味わいたいと思ったからです。


初めて、目の前で香道のお作法によるお香の点前を拝見しました。

入り口に「表千家の宗匠」からのお花がありました。

香道と茶道は深い関係があることは知っていました。


香道の所作に表千家の茶道の所作が重なります。

ここは、裏千家の所作ではないんですね。


ふくさのさばき方が表(千家)と裏(千家)は違います。

ちりは表は打ちますが、裏はうちません。


表千家の茶道は優雅で古風なんですね。

表は手弱女ですね。

裏は益荒男振りです。


会場にもお弟子さんが香炉を持って回ります。

この物語の全ては「反魂香(はんごんこう)」の香りより始まるのです。


西行法師がこの作品の背景にあることを観客は知ります。

しかし、西行の「反魂香」のことはまだ、だれも知らないのです。



☆パンフレットから☆


現代と妖(あやかし)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する源平争乱の後・・・。

死者を蘇らせる言われる反魂香を探し求める男達がいた。

愛する者を・・・そして失った時間を取り戻すため・・・。


3人は旅に出る。

「命」をテーマにした壮大な歴史ファンタジー。


(私は壮大な歴史ロマンを感じました。。)


荘厳で静寂

語りに山寺宏一 朴ロ美 家中宏 のお三方は何色もの声音を

フルに使って何人もの人間を演じ分ける。

その脚本は藤沢文翁さんのオリジナル。

時に笑いが起きる。

おもしろい。

音楽に福岡ユタカ 


物語と連動した音や香りで

異ジャンルのアーチストが送る「目にはみえなくとも 心に浮かび上がる舞台でした。


昨日初日、今夜千穐楽。

日本橋「三井ホール」にて。