夏目漱石といえば「坊っちゃん」や「我が輩は猫である」。。
多くのかたから認知される明治の文豪ですね。
中学、高校時代に文学書中を読むようにし向けられませんでしたか!?。
当時私が高校生の頃、現代国語の先生から夏目漱石の「こころ」を読むように言われた事があります。
読書感想文の課題図書だったでしょうか。
今も思うのは、なんで、あんな暗い作品を選んだんでしょう。
先生と生徒と奥様の話です。
「それから」もそうですね。
今なら、30男よ、人生これからだぞ!!
失敗したからって、次に進めよ!!
人生のやり直しがきくぞ!!
そう言ってあげられる歳になりましたから。
陰気でやりきれないのは漱石作品の定石でもありますが。。
しかし、高校生の当時から、
漱石の作品の中で、「草枕」は面白かったんです。
朗読劇「明暗」に戻します。
この「明暗」に触れる機会は今日まで来ませんでした(笑)。
というより
読まずにスルーしてました。
多分このまま触れずに終わったと思います。
単行本でも3センチ以上の厚さ。
中味は外から見たら明るさと暗い部分をハッキリさせる内容だこと。
自身で読まずに朗読して戴く。
ありたがや。
ちょっと中半、
虚ろな状態で演者の方々には申し訳ありませんでした。
大正五年の作品で絶筆。
大正デモクラシーともデカダンスともいう時代背景。
男性は明治の進取の気合いや武士道の男気から遥か遠くになってしまった感がある、
30歳の男と取り巻く家族や親戚、上司の家族らを中心にぐうたらに見える男に喝を入れるお話です。
特に女性がしっかり、ものを言います。
しかし、この夫婦は揃ってどうにもこうにも、経済的自立のできないようで。
「明暗」の他の方の感想を読んでいたら、この通りとおもう一文がありました。
引用させて頂いて〆にします。
「津田(夫)ほど味も素っ気もない主人公も珍しくて、小賢しい知恵こそ巡らすものの、野心もなければ責任もない。
なによりも愛がない。
良きも悪しきも小林から野心や怨念を抜いた出し殻のような男だ。」
まさに、こういう小説でした。
現在の今世の中の状態。
こ作品に注目するのには、意味があるでしょうけれど。
それは、
前に向かって歩みを進めよ。
夢は持って叶えるものだと言うこと。
其れを強く感じ、自身の中へ押し出すことなんだと思います。
この作品も昨日の「MINT」の公演の別バージョンでした。
でも、共通のテーマはここでしたね。