「赤い指」読み終えました。
作者は題名にどんなメッセージを込めたのか、想像してみました。
白い指なら、美しい女性を。
黒い指なら、エンジニアを。
青い指なら怪奇を。
では、
赤い指は、美しくない。
真っ当な仕事など、まずしないでしょう。
とすれば、
赤は血の赤。
手にべっとり…。
殺人鬼を感じながら、読み始めました。
まず、
怠け者の私に家庭と家族を見つめさせることになりました。
母親としての人格的な問題点は無かったか。
子育て中に手を抜かなかったか!?。
抜かぬ、と言えば、嘘になる。
しかし、
溺愛と過保護にたとえなったとしても、
逆の放任よりは良しとしてきました。
共働きで、保育園のお世話になったので、
幼い頃の長男は泣き虫でした。
親がいつ自分を置いてきぼりにするのか、
不安感で一杯だったのでしょうね!?。
両親と同居になってからは、
子供の立場では、祖父母や両親に対しての馬鹿にするような言葉遣いや行動には厳しく。
私たち夫婦は共働きなので、
毎日を子どもと一緒に過ごす時間は決して長くはなかったけれど、
「子はかすがい=宝物」でした。
今は二人の息子は共に社会人です。
もし、
我が子が非行に走る時は仕事を辞める覚悟でもいました。
さて今回の「赤い指」
ある家族の物語です。
この家庭には、何が足りなかったのでしょう。
「家族の絆」って簡単に言いますが、
この家族、基本的なところが脱落しているように思います。
まず、
男と女は惹かれあって結婚して欲しいと思います。
現代においては、自分の意志で結婚できる時代です。
あの動物でさえ、子孫を残す行為のなかで、
彼らも選択しているのです。
ましてや人間!
お互いが意見を尊重できる、尊敬できる相手であって欲しいと思います。
殺人事件が起こってから、反省するようでは、悲しすぎます。
結婚する意味や家族の在り方。
夫婦の力関係って、こんなもの!?。
サスペンスとして面白かったですが、
読後感は非力でむなしいのです。。
やはり、題名は血のりの「赤い指」のイメージでしたね。
本当は、愛の赤なんですけどね。。