アイルランド最終日はベショベショな天気
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午前中にマーケットに行ったけど、お店もほとんど開いていないしお客さんもほとんどいない。
こんな日は家でゆっくりするのが得策。。
しかし観光客の私たちはとりあえずお昼を食べてからダブリンの市内観光でもしようかと話をしていたのです。。。
そこで友達の電話が鳴った。。。
友達の同僚で、昔パースに短期で仕事をしに来たこともある彼女。
朝起きたら飼っている子猫がパナドール(猫にとっては猛毒の頭痛薬)の入ったカプセルを噛みちぎり、吐きまくっているとの事(実際は吐いてない)
彼氏が車を使って居ないから病院に連れて行きたくても行けなくてパニック状態。
とりあえず戻って彼女をピックアップ、そして大学病院へ。
パニック状態で使い物にならない彼女の代わりに
吐かせる薬を取りに行く友達。
静脈カーテルを入れて、点滴の用意をする私たち。
医療用活性炭を用意する太郎。。。
一応、緊急救急治療は私の得意分野なのですが
知り合いのペットとなると(そしてその人が専門家の先生だと)緊張しますね(笑
そもそも話を聞いた所、おそらくほとんど薬は飲んでいないだろうという見解の私達。
しかし完全にパニック状態に成っている彼女。
パナドールには一応解毒剤のようなものがあるのですが
実はアイルランドではその薬が違法とされているらしく号泣。
その声は病院中に響き渡り。。。
なぜか休日出勤していた一人の先生がやって来て「解毒剤あるよ!」と渡してくれたのでした。
「許可書持ってるよ!」との事です。
もう、病院中巻き込んでの大騒ぎで、あっという間に3時間は過ぎましたね。。。
というわけで、お昼を食べ損なった私たち。
猫がひと段落してからご飯を食べに行き、もう一つマーケットを見学し帰ってきたのでした。
アイルランド3日目は、猫の救済に潰れたのでした。。。
(猫は結局中毒症状など一切見せずに回復したそうです)
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