初めての出産 ~わさ誕生~ | 全ては寝顔で許される。

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30代グータラ主婦による娘と新米ママの成長記

妊娠34週に高血圧の為入院し、9ヶ月からなった逆子が直らず、正期産に入る37週になる1日前が帝王切開手術予定日となったちふみん。

前日に最小限の剃毛・・・剛毛な為かなり恐縮していた中、ちょっと失敗され少し出血。

食事は前日の夜まで、飲み物は当日0時から禁止。
病室が暑かった為、干からびてしまいそうショック!

そんな中、朝イチでシャワーさせてもらい、案の定喉乾く汗
うがいでなんとかしのぎましたガーン

当日の朝、エコーで最終確認・・・さかごのまま汗

「じゃ、そういう事でニコニコ
と主治医にあっさり言われ完全決定。


・・・ちなみに、「浣腸」は悩まれたもののしませんでした。
そこだけ助かったガーン


エコー確認後、水分補給の点滴開始したり、手術着に着替えたり、弾圧ソックス履いたりと慌ただしくなり、あっという間に手術の時間。

産科の病棟から歩いて手術室の階まで行き、手術室フロア入口で旦那さんとはお別れ。

まだまだスタスタ歩いて、いよいよ手術室に入るとテレビでよくみる手術台とかライトとかあって、急にビビるちふみんショック!

ひと呼吸入れる暇なく、手術台に寝かされ、下着・手術着を脱がされ麻酔準備。

数日前に麻酔の術前診察をしてくれた槇原敬之似の先生はいたものの、若い女医さんが行うよう。
そしていよいよ背中に注射・・・めちゃ痛いショック!あせる


注射の針がさしやすいように体を海老のように曲げるのも、お腹がつかえてて苦しいガーン
そして、麻酔がうまく効かない、刺さらない汗

体を数名に押さえつけられ、今までの痛みと、見えない背中をいじられる恐怖で、震えが止まらずショック!あせるあせる

手術中のBGMにお願いしてたKANさんのCDを聞いてもリラックスなんて出来ませんでしたショック!

やり直し二度目で、それまで後ろで指示やアドバイスしてたマッキー似の先生に交代したようで、なんとか麻酔成功ガーン

人生でここまでの恐怖と苦痛は初めてだったかも。
もうここで疲労困憊。。。
胸より下は感覚ないし動かなくなったけど、肩の震えは止まらず。

「こんなに痛い思いするなんて、二度と子供産みたくないよ~ドンッ
と心の底から思ってましたガーン

麻酔科の先生から産科の先生にバトンタッチして、いよいよ切開へ。

・・・正直、何が起きてたかわかりません。
赤ちゃん押し出すためにお腹を押されたのはなんとなくわかったけど、お腹切られたとかは全くわかりませんでした。

で、逆子だったので、まずはお尻が出てきて、あっという間に「出てきたよ~」と先生。

ぼーっしてたけど、その一言で涙が出ました。
正直それは感動というより「やっと生まれた~」って感じの苦労が報われた的なものでしたガーン

赤ちゃんはすぐ小児科の先生が異常ないかみてたようなんですが、急にすごいボリュームの泣き声が聞こえ、まだ手術してる産科の先生が「赤ちゃん、小粒だけど元気だね~」と一言。

ここでやっと「産めて良かった」から「生まれてくれて良かった」へ感情が変化キラキラ

赤ちゃんの最低限の処置が済んだらいよいよご対面。

・・・ワタシはまだ手術されてる状態ですが汗

軽いカンガルーケアも出来るとの事だったけど、手術終わって病室で旦那さんも見てるところでしたかったので事前に断ってたから対面のみ。

それよりも、やっと明かされる真実・・・我が子の性別トイレ

助産師さんが赤ちゃんを連れてきて最初におまたをみせてくれて、「女の子でしたよ~ニコニコ」と報告。
女の子希望だったので嬉しさ倍増キラキラキラキラキラキラ

近くにきた我が子が手のひらを広げてこちらに伸ばしているので、おもわず小指を差し出すちふみん。

すると、その小指をぎゅっとにぎる我が子・・・とてもいとおしくて、切なくて、嬉しくて、感動の涙がこぼれましたニコニコ

あの小指を握りしめられた瞬間から、私の“ママスイッチ”がオンになった気がしますひらめき電球
さっきの麻酔の注射の痛みを忘れる程に・・・。


赤ちゃんはその後すぐに手術室を出てお父さんとご対面。
実は手術室で助産師さんに写真を撮ってもらえたんだけど、ファーストショットは“お父さん”にと思い断り、その分産科で測定や色々な処置してるところをお父さんにビデオで撮ってもらいました。

予定日より3週間早く生まれた我が子。
2252グラム、身長44.4センチの小さい小さい女の子。
だけど足をバタバタさせて、大きな声で泣き続けて元気いっぱいにしていたようです。


一方、まだ手術中のママ。
ドクターがお腹を押しまくり胎盤等を出す作業をしてました。

執刀してたドクターは主治医ではなく、ネット等で処置が荒いと不評だった男性ドクター汗
しかも、このドクターには今まで一度しか診断されたことないから微妙な気持ちしょぼん

一緒にいたドクターは、まだ入ってきて間もないらしい若い女医さんあせる

・・・総合病院だからしょうがないけど、せめて今まで関わりが多かったドクターがよかったショック!

しかも、男性ドクターがお腹押して取り出してる最中に、女医の方が「なんかひっかかってうまく出て来ないんですか?」的な事をものすごく軽~い口調で聞いてて、ぼーとしてたけど不安にしょぼん

そして何故か肩が尋常じゃない位痛いドンッ
麻酔の時震え過ぎて、力も入りすぎて脱臼でもしたのかと思うほどあせる
肩痛を訴えると「後陣痛ですよ」と言われ麻酔を追加導入。

この肩痛とはしばらく戦う事になったけど、人により違う理由を言うので原因がイマイチわかりませんでしたショック!

なんとか手術が終わり病棟のベッドに移され手術室を後に。
手術室フロア入口で手術スタッフから病棟スタッフに受け渡し。


・・・と、出産はこんな感じでした。

いまだに麻酔の恐怖を思い出すと泣きたくなるけど、無事に産まれてきてくれた事が何よりでしたキラキラ

そしてここからママライフが始まります・・・soon