出来る方法を考えよう ~ オプションを探す | 女社長のバンコク奮闘記

女社長のバンコク奮闘記

2001年2月、25歳の時にタイ・バンコクで翻訳会社、通訳者派遣会社を起業した女社長の奮闘記。

朝、会社に行ったら社員が

「大変だ!大変だ!今日は出来ない!困った!!」 と。

なんのこっちゃ?
と言うことで、理由を聞いたところ

経理のNさんはセミナーで朝から不在。
経理補佐のAさんは集金。
総務のNさんは有休…

要は、
「経理が判る人がいなくて請求書の発行が出来ない」
と騒いでいたのでした。

昨日の夜、あるお客様から

「決算の関係で会計を締めなければいけないので
明朝、請求書をメッセンジャーが受け取りにいきます」


と連絡がありました。

既に準備をしていたのですが
請求金額に訂正が生じ
請求書の発行しなおしとなったのです。

それで、請求書の発行を知っている社員がいないので
「出来ない、出来ない」と半ばパニックになっていたのです。

そこで、

「出来る方法があるとしたら何があるの?」
「他のオプションを考えられる?」

と聞いたら…

「Nさんのセミナーは9:00からなので、電話で聞いてみます」

「Aさんは昼前には戻るので、
メッセンジャーに電話して、午後に来てもらうようにします」


彼女たちなりに今出来る最善の方法を出してきました。

私は…

もし、今、この瞬間、
社員全員がいなくなったとしても
すぐにでも業務が出来る状態でいる必要があるな…と。
最悪の事態を想定して、最善の方法策を準備しておく必要があります。

業務マニュアルの重要性に気付く良いきっかけとなりました。

その後…Nさんから連絡があり

「マニュアルは後ろの本棚にあるわよ。
そこに書いてあるから、見て~。判らなかったら連絡してね~」 

と。

2003201501_office.jpg
 ↑
マニュアルを見ても判らなかったらしく、電話で聞いています。

マニュアルを作っても、存在を知らないとこういうことになるのね…。
それと、マニュアルが使えるかの確認も必要ですね^^