マリネラの曲は数多くありますが、
誰でもお気に入りの一曲があります。
そして、お気に入りのマリネラの曲アンケートで
ダントツ一位は
“Palo Blanco パロ ブランコ”
哀愁漂う前半。
後半は力強いながら
切なさが胸にぐっとくる名曲です。
もちろん私も一番好きな曲です。
そして、長く作曲者不明だったこの名曲の
作曲家が歌詞とともに2017年2月に判明しました。
100年近くたっての発見です。
1920年作
作詞作曲:FRANCISCO SANDOVAL LINO (1895-1957)
フランシスコ・サンドバル・リノ
ペルー、リベルタ県のフルカン地方出身で、
フルカン地方の「パロ・ブランコ」村を題材にした曲でした。
初めてこの曲の題名を聞いたとき、
パロ・ブランコ、白い棒?
こんな美しい曲に白い棒って…と思っていたのですが、地名でした。
パロ・ブランコ村はマリネラの本場リベルタ県の
山岳地帯、3700mを超える場所にあります。
美しい村に別れを告げる郷愁の念を歌った曲です。
歌バージョンもぜひお聴きください。