天声人語もどきの書き写し | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

年末年始、主人の実家へ帰省して、義母が最近、やりはじめた「日課」を発見!
地方新聞を取っているのですが、どうやら地方新聞にも、朝日新聞の「天声人語 書き写しノート」のようなものを販売しているようです。

毎日、「天声人語」にあたる部分を切り抜き、購入したノートに書き写しをしている様子。
どうも数少ない友達の一人もやっているようで、恐らくその影響を受けたのではないか?と思います。

日頃は一人暮らしなので、私たち、息子夫婦が帰省すると、「ここぞ」とお喋りが始まります。
私も、実家の母とは違うことを聞けたり、話せたりすることもあるので、そのつもりで帰省をしています。
いつものように、夕食後、話を聞いていると・・・。
「あ、そうだ。やらなきゃ!」
と「天声人語もどき」の書き写しを始めました
どうやら、お友達は、毎日30分で書き終えてしまうそうですが、義母は漢字をよく見て書いたり、読みながら書いていると30分で終わらないそうで、自分としては「時間が取られることに」ちょっと不満なご様子。

しかし、単に文書(あるいは文字)を書き写しているより、内容を理解しようとし、漢字を正確に書こうとする方が、効果があると思います。
効果・・・もちろん、お友達も義母も認知症予防。

正直、私からみると「天声人語」の書き写しで認知症予防に効果があるの~?と思いましたが、確かに、書き写しをする前に比べたら「鉛筆を持って書く」という行為が日常生活の中で増えているわけで、それだけでも良いことではないか?と思います。
それに、一応、きちんと新聞のその欄を読むという習慣にもなるわけですし・・・。

帰阪して、「天声人語」の書き写しの効果について調べてみましたが、文書を覚えてから書き写すことをすると脳がより鍛えられるとか・・・なるほど 効果ありそうです。
ただ、覚えられない自分に悲観的になるタイプは長続きするか疑問ですが・・・

新年はまだ始まったばかり。
何かしてみようかな~と思っている方、「天声人語」などの書き写しもいかがでしょうか?
ただ、義母のようにどんなときも「書かなければならない!」と考えない方がいいかも?
面倒なとき、誰かお喋るする人が来たときは、
「今日は、お休みしようかな~」
くらいで気軽にどうでしょう