お墓と棺 | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

昨日の続きです。
さて、その墓石関係の方との食事。
後見のことを中心に、「老後」「シニアライフ」のことについて話ました。

さて、墓の話題になり、最近は昔とは違って、お墓屋さんも大変なようです。
もともと「○○家の墓」と建ててしまえば、そんなに買い替えをしたりするものではありませんが、今は、墓の選び方が変わってきていますしねえ・・・。

散骨、合同墓、樹木葬、手元供養・・・。
(最近、ちょっとこういうことも詳しくなりました
そこで私より3つ若い彼が言うのです。
「例えば、海に全部の遺骨を散骨することは自分は否定的だ。なぜなら、遺されたものは、どの方向に向かって手をあわせて故人に拝めばよいのか分からないじゃないですか~?」
「ここに、親父の遺骨がある・・・と思える場所があるからこそ、そこで手を合わせることができると思いませんか?」と・・・。
これ、35歳の独身、昔はいたずらっ子だったという人の言葉です

私は、散骨でも本人がそれを希望していたら、それでいいな~と思っていました。
でも、たしかに、母の遺骨をどこかの海に散骨したとしたら、私はその海の方向に向かって拝めばよいのでしょうか?
やっぱり、ちょっと「そこに母が眠っている」という場所が必要な気がします。
散骨を本人が希望しているなら、せめて分骨して、少しだけでも墓地か手元供養として、まつるべきではないかと気づきました。
手元供養って??
これ、私は、今、とっても興味があります。
これは明日以降に話します。

今日は、大阪終活セミナーに参加してきました。
後見業務をするためには、こういうセミナーにも参加して、多方面の知識を得る必要もあります。
さて、本日最大の体験でしょうか・・・。
納棺の体験をしてきました。
きっと、次に棺に入るときは、どんな感じだったか?と語れることはできないですからね。
人間、生きている間は、何事も経験が必要です

 
ちゃんと、納棺していただきました。
最後は、蓋も閉めてもらいました。

映画「おくりびと」の葬儀屋で働く女性従業員が棺桶を見つめながら
「人生最後の買い物は、他人が決めるのよね~」と言うセリフが妙に印象にのこっている私。
棺もできれば、どんな感じのものがいいか?生前に決めておきたいな~という思いがしました。
これも私のエンディングノートの記載欄に追加しようかな~・・・。