久しぶりにあった親友はヘルパー | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

昨日の午後の話です。
親友には美容院が終わるころに、迎えにきてもらうことにしていました
群馬に住まれている方や、暮らしたことがある人は分かると思うのですが、ここは車が必需品です。
もちろん、街なかを走ってくれるバスもありますが、ちょっと、あそこまで・・・というのが車が便利です。

そして、親友の車で予約していたヴォレシューニュに向かい、ランチを
ここ、県庁の上にあるのですよ~。見晴も最高です。

いっぱいいっぱい、話ました。
彼女は、結婚を機に正社員での仕事は辞めて、私と出会った12年ほど前はパートをしていました。
で、今、何の仕事をしているのかと尋ねると・・・
なんと、「自分の体が運動不足でナマッってきたから、鍛えるために介護施設でパート」をしているそうです
ヘルパーの資格も取ったそうです。

そこで、印象に残った会話。
彼女が働いている施設では、入居者さんの平均年齢は、85歳くらいで90歳代の人もかなりいらしゃるようです。
その人たちの会話で、尽きないのが「嫁」の話だそうです。
いったい、話の話題にされている「お嫁さん」が何歳なのか と。
嫁姑の話は、永遠のテーマだということと、一昔前ならたぶん「お嫁さん」と言われている人が施設選びの準備をしている年齢だったのでは?と。

そして、とっても優しく、時に悩みながらも、「えい!や~!」という感じで前向きになる彼女なのですが、介護は、「他人だからこそ、お互いに優しくなれるかも」と。
お姑さんと同居する彼女だからこそ、より一層に痛感するのかもしれません。
私だって、同居していた祖父母にさえ、きつい言い方をしたことも何度もあります。
身内ならでは、どちらも気配りや遠慮ができなかったりもします。

介護しながら、娘や嫁の代わりに話を聞いて下さっている介護施設や病院のスタッフの方には頭が下がるばかりです。
介護職の時給の低さがとても気になりました。

それにしても、気の合う友達って不思議です 10年近く会っていないのに、ついこの間、別れたように話が弾みました。
でも、この10年の間、お互いにいろいろあったよね・・・