ある奥様のお話から~遺体は重い | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

一昨日の話です。
一昨年にご主人を亡くされて一人暮らしをされている72歳の奥様のところにお邪魔しました。
昨年の10月頃にお電話をした際、ちょうど私はエンディングノートが完成を迎えようとしていました。
その際に、偶然、奥様の方からエンディングノートの話になって(私が作成していることはご存じありませんでした)、その感想について話されたのです。

そのお話を聞いて、私はエンディングノートの作成を躊躇してストップさせました。
誰もが書きやすい、書いてみようかなと思えるノートにするためには、私が後見をさせていただく立場で作成していくのと、書き手とでは食い違いが出ることに気付いたからです。
これ以上は、まあ、企業秘密ということにしますが・・・。
一昨日は、この奥様に私のエンディングノートの駄目だしを頼みに行ったのです。

さて、この奥様と2時間ほどいろいろなお話をしました。
奥様が、どうやら終活セミナーらしきものに行ってこられたそうです。
有名な元、お医者様のお話だったそうで、本も書かれているとか。
そのセミナーでの話をしてくださったのですが、私もなるほど・・・と思ったことがあります。

その先生いわく、
「歳をとったら、健康診断の結果に一喜一憂しないこと。健康診断の基準値っていうのは、成人の平均値をとっているので(恐らく40代くらいでしょうか)、歳をとったら、異常が出るのは当たり前です」と。
「今は、亡くなったときに遺体を運ぶ際、とても棺桶が重い。昔の遺体は軽かったんです。点滴ばかりを打ち続けるようなことは、しませんでしたから・・・。今は水分で遺体が重いのです」
と。

もう、この先生は延命治療派なのか、緩和ケア・自然死派なのか分かりますよね。
奥様は、長い月日を闘病された亡きご主人のことと、自分が検査結果を気にしていることに「はっ」とされたそうです。
明日に続きます。